三星電子1Q営業利益8.4兆、"2Qスマートフォン実績がカギ"(総合) 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/08/2014040801196.html 三星電子の今年第1四半期(1〜3月)営業利益が8兆ウォン台に留まった。昨年第4四半期に続いて2期連続で営業
利益が8兆ウォン台に留まったのだ。成長が停滞期に達したのではないかとの分析が出ている。
三星電子は8日、連結基準の第1四半期暫定実績を発表して、売上53兆ウォン、営業利益8兆4000億ウォンを記録
したと明らかにした。昨年第1四半期売上である52兆8700億ウォンより0.25%増えたが、営業利益8兆7800億ウォンと
比べると4.33%減少した。
三星電子は2013年第2四半期に9兆5310億ウォン、第3四半期には10兆1640億ウォンの営業利益を記録して、
四半期営業利益‘10兆ウォン時代’を開いた。
だが、昨年第4四半期にはスマートフォンの収益性が落ち、為替レート変動の影響を受けたほか、新経営20周年
特別賞与金を支給するなど一回性費用が増えたため、8兆3100億ウォンに落ちた。
今年第1四半期には特別賞与金もなく為替レートの影響も大きくなかったが、営業利益はそのまま8兆ウォン台に
留まったことを見れば、営業活動にともなう利益は前期よりも減少したと見られる。
第1四半期はTV、ディスプレイではオフシーズンに該当する。だが前年同期比でも利益が減ったことが明らかに
なり、成長鈍化に対する憂慮が提起される。
三星電子は、今年第1四半期は昨年第4四半期に比べ売上は10.6%減少し、営業利益は1.08%増えた。暫定営業
利益率は昨年第4四半期14%から、今年第1四半期は15.8%へ1.8%ポイント上がった。営業利益率は小幅改善されたが、
第2四半期からは再び営業利益を9兆ウォン台に上げなければならない課題を抱えている。
証券街では、三星電子の第1四半期期実績が良好だったという評価を下している。KB投資証券のビョン・ハンジュン
研究員は、“前提として前期に対し為替レート変動幅は大きくなく、メモリー市場業況が好調傾向を見せたことが肯定
的だった”と分析した。今回の第1四半期期暫定実績は、証券会社の予想値にもほとんど符合した。証券情報提供
業者エフエヌガイドが集計した国内外証券会社24社の推定によれば、三星電子は今年第1四半期営業利益8兆4490億
ウォン、売上は54兆6641億ウォンと展望されていた。
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>>626 つづきです
KB投資証券は、第2四半期にはギャラクシーS5販売が本格化して部品需要も増加し、売上は58兆ウォン、営業
利益は9兆3000億ウォン台まで上がると展望した。LIG投資証券は、三星電子が第2四半期から再び9兆ウォン台の
営業利益を回復すると展望した。だが、第2四半期のギャラクシーS5販売台数は、前作であるギャラクシーS4を
下回ると予想されていて、三星電子売上の大半を占めるIM部門の収益性も、改善の余地が不確かな状況だ。
韓国投資証券は“最初の四半期に2000万台を売って、販売台数が急減したギャラクシーS4とは違い、ギャラクシー
S5は発売最初の四半期に1800万台を販売し、その後販売台数が徐々に下落するだろう”と見通した。ギャラクシー
S5の年間販売台数は4400万台でギャラクシーS4と似た水準と予想されるが、販売が第2四半期に集中する現象が
生じず、四半期実績を引き上げる効果を出せないだろうという展望だ。
この日の暫定実績は決算が終了していないなかで、投資家の便宜を図る次元で提供されたものだ。三星電子は
4月末に、第1四半期確定実績を発表する予定だ。
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