原子力防護法処理、ついに霧散。与野党交渉決裂 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/03/21/2014032102937.html 与野党院内指導部、終盤の折衝試みたが既存の立場'平行線'
朴大統領、核安保会議に'手ぶら'出席で、前議長国としての信頼下落憂慮
原子力施設などの防護および放射能防災対策法'(原子力防護防災法)改正案処理が、ついに失敗に終わった。
朴槿恵大統領は24日から開かれるオランダ核安保首脳会議に、'手ぶら'で出席することになった。
与野党院内指導部は21日、原子力防護防災法処理のための本会議開催のための協議に入ったが、妥協点を
探すことができなかった。セヌリ党はこの日午後2時から、国会本会議開催に備えて議員に待機令を下した。しかし
民主党議員は一人も姿を現わさなかった。セヌリ党議員でさえ出席率が低調だった。
この日午後2時30分ごろからは、チョン・ビョンホン民主党院内代表とチョン・ソンホ民主党院内首席副代表が
本会議場を訪れ、チェ・ギョンファン セヌリ党院内代表とユン・サンヒョン院内首席副代表と最終協議を試みたが、
20分後に決裂した。民主党の放送法同時処理要求を、セヌリ党が拒否したと伝えられている。
パク・デチュル セヌリ党スポークスマンは、"民主党が原子力防護法を放送法と連係する立場を変えようとせず、
本会議開催と法案通過はついに失敗に終わった"と明らかにした。しかしチョン・ソンホ民主党院内首席副代表は、
"訴訟編成委員会構成について、与党が憂慮している労組掌握などの問題は実現可能性が低いのに、この問題の
ために議論を全て終わらせたのに、放送法通過決定をひっくり返すのは理解できない"として非難の矢を与党に
向けた。
民主党はこの日午前、議員総会後に採択した決議文で"放送法と基礎年金法など民生法案の一括処理に、セヌリ
党が同意することをもう一度促して、最後まで反対する場合、すべての責任はセヌリ党が負わなければならない"と
して、既存の立場を再確認した。
原子力防護防災法は、2012年のソウル核安保首脳会議時に我が国が主導して国際的批准を引き出した協約を、
国内法に反映する内容だ。政府と与党は、朴大統領が改正案を処理できないまま第3次核安保首脳会議に出席する
場合、前議長国としての国際社会信頼に深刻な損傷をもたらす恐れがあると主張してきた。朴大統領も18日、"北
朝鮮の核脅威を全世界が見守っている状況で、核安保と関連して私たちが他国より先に立って出て行くことはおろか、
約束したことまで守ることができないならば、国際的にどれくらい信頼を失うことになるか"として、早急な処理を要求
している。