専門医も10日から集団休診参加、ストライキ参加決議 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014030822430848420 大韓医師協会に続いて、専門医も10日の医師ゼネストに参加することを決めた。
全国の専門医代表60人あまりは8日午後3時頃から、ソウル二村洞(イチョンドン)にある大韓医師協会で、6時間に
わたった代表者会議によりこのように決めた。
ソン・ミョンジェ専門医非常対策委員長はこの日、アジア経済の電話取材に"代表者の2/3以上がストライキ参加に
賛成した"として、"10日には多くの人員が参加するだろう"と話した。
専門医代表はこの日の会議で、10日午前8時から午後6時までの集団休診に参加することを議決した。集中治療室
と応急室は除くことにした。ストライキ参加病院が増えたことで、患者の不便も大きくなると予想される。
当初専門医は集団休診に消極的な立場を見せていた。24日の全面ストライキから参加するという意見が多かった。
しかし政府が診療命令書を発行し、集団休診に参加する医師の免許取り消しまで検討するなど強硬対応方針を出した
ことから、立場を急転換した。
現在、専門医修練病院70ヶ所あまりのうち、60ヶ所ほどがストライキ参加を申告したと伝えられた。専門医は大学病院
などで修練を受けるインターンとレジデントで、全国1万7000人に達する。
大韓医師協会は政府の遠隔診療導入と医療営利化政策に反対して、10日には1日間のストライキを実施し、2週間
後の24日からは、6日間の全面ストに入るという方針を明らかにした。10日のストライキでは、集中治療室と応急室など
必須人材はストライキから除外するが、24日から再び始まるストライキには、例外なしで全員参加する計画も出した。
これに対してムン・ヒョンピョ保健福祉部長官は、休診を押し切るならば行政措置と刑事告発などすべての手段を
動員して、強力対処するという立場を再度明らかにした。10日は診療しろとの診療命令書まですでに発行した。検察も
福祉部が告発すれば、集団休業主導者だけでなく単純参加者も処罰すると明らかにしている。