おはようございます。
一つ屋根の下でも甲のためにふらつく部品業者の株価 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/03/03/2014030302531.html 一つ屋根の下に暮らしながらも、甲(訳注、絶対的強者)の要請のために実績に打撃を受けることになった企業の
株価の流れが尋常でない。同じ系列会社を主要顧客とする現代製鉄、三星電気と三星SDIのような部品企業の話だ。
現代製鉄の株価は25日からの5日間で13%近く下落した。同じ現代自動車グループ内である現代車が、自動車用
鋼板価格の引き下げを要求したというニュースが伝わってからだ。
鉄鋼・自動車業界によれば、現代製鉄は現代車の要求を受け入れて、内需用自動車鋼板の価格を3〜4月に1トン
あたり8万ウォン、5〜7月には1トン1万ウォン引き下げることにした。1トンにつき合計9万ウォンを引き下げることで
合意したのだ。現在自動車用鋼板は、1トン95万〜100万ウォンで取り引きされていることが分かった。
このようなニュースが伝わると、すぐに証券会社アナリストは一斉に現代製鉄に対して否定的な投資意見を出した。
ホン・ジンジュ新韓金融投資研究員は、“自動車用鋼板価格の引き下げにより、今年現代製鉄の予想営業利益は
既存展望値より2112億ウォン減少すると見られる”として、投資意見を‘買収’から‘短期買収’に、目標株価を10万
ウォンから2万ウォン下げた8万ウォンに調整した。
韓国投資証券、ハナ大韓投資証券、HMC投資証券も8万〜9万ウォン線だった目標株価を6万8000ウォンに下げた。
チェ・ムンソン韓国投資証券研究員は、“今年下半期に自動車用鋼板価格を引き上げる方向で再交渉するまでは、
現代製鉄の株価は再び上がりにくいだろう”と見通した。
現代車の単価引き下げ要求に現代製鉄の株価が敏感に反応するのは、現代製鉄の自動車用鋼板顧客のうち、
現代車が占める比率が絶対的に高いためだ。
鉄鋼業界によれば、現代製鉄の自動車用鋼板出荷量のうち、国内向けは全体の72%近いと推定されている。この
うち現代・起亜車の市場シェアが70%を上回ることから、現代車の納品単価が9%以上引き下げされれば、売上と営業
利益に相当程度の打撃を受けることは不可避になる。
(1/2) つづきます
>>379 つづきです
このように同じ系列会社の単価引き下げに対する憂慮から株価が下落した例は、三星グループ内にもある。
三星電気と三星SDIの株価は、今年に入ってそれぞれ5%と7%落ちた。昨年第4四半期に主要顧客である三星電子が
アーニングショック(予想より振るわない実績)を記録したことが分かり、これら系列会社へ単価引き下げ圧力を加える
ことになるという憂慮感が高まったためだと分析される。
三星電気は三星電子へカメラモジュールとメイン基板(HDI)、積層セラミックコンデンサ(MLCC)等の部品を供給して
いる。三星電気の売上に三星電子との取り引きが占める比率は約56%に達する。三星SDIは三星電子へバッテリーを
供給している。
電子業界のある関係者は、“三星電子が昨年から単価問題から、一部製品に三星SDIのバッテリーに替えて中国
製品を使っている”として、“このために三星SDIのスマートフォン小型電池売上が減少したと分析される”と話した。
(2/2) 以上です