【wktk】韓国経済ワクテカスレ 479won【創造してごらん。歴史を】

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346蟹 ◆Uy8zHC0F8E
[揺れる韓国式オーナー経営 下]グローバル企業も私物化して思うままに 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/03/02/2014030202430.html
'皇帝経営'、取締役会がコントロールせよ
[皇帝経営の実態と代案]
企業が新事業報告書など書く時も会長の意思が最優先考慮事項、株主よりオーナー利益に集中
独断経営防ぐ装置補完が必要、最高経営者を牽制すべき社外取締役がど機械的に賛成するだけに
株主総会も韓国では役割果たせず

 STXグループに対する構造調整が真っ最中だった昨年5月、ホン・キテク産業金融持株会長は韓国駐在の某主要
国大使と会わなければならなかった。彼は"我が国の大型精油会社がSTX造船海洋に発注したタンカー12隻を、予定
どおり2015年まで引渡しできるようにしてほしい"と強く要請した。

 主債権銀行である産業銀行が検討した結果は呆れ返るものだった。この契約は7700億ウォンで受注したが、契約
どおりにタンカーを作って引き渡す場合、2800億ウォンの損失が生じることになっていた。受注をキャンセルして違約
金1000億ウォンをそのまま支払うほうが良いほどであった。カン・トクス前STXグループ会長は、グループが沈没する
直前に、このような低価受注を乱発していたことが確認された。

 債権団関係者は"数千億ウォンの損失が明らかなのに、このような契約を一気に締結したのは、'自分の会社は
自分が思いのままにする'という、カン会長の独断なしでは不可能なこと"と話した。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201403/02/2014030202423_0.jpg
▲企業が大きくなりながら減っている10大企業総帥保有率

 オーナーが目前の利益を手にするために、企業の実績悪化や国家的な損害などは考慮事項ではなかったという
指摘だ。カン前会長は現在、検察の取調べを受けている。

 国内財閥問題の一つは、独断的な'皇帝経営'だ。株主、社員、顧客の利益を同時に追求するのではなく、'わずかな
株を保有するオーナーの利益'だけを追求しているという批判だ。これまで我が国の経済成長で大きな役割を果たして
きたスピードある意志決定などの長所は生かすものの、独断で突き進む皇帝経営の弊害は牽制されなければなら
ないという声が強い。強力なリーダーシップと皇帝経営を区分しようということだ。

(1/3) つづきます
347蟹 ◆Uy8zHC0F8E :2014/03/03(月) 19:14:19.56 ID:0DEnIaq6
>>346 つづきです

◇グローバル企業ですら私組織のように作った皇帝経営
"広告代行会社から構内売店、役員車両レンタカー会社まで会長との関係説が広まっています。"
 以前、ある中堅グループA役員はこのように話した。このグループは従業員2000人あまりで'グローバル経営'を叫ぶ
グループだ。だが、会社のあちこちの業務に'会長'の名前を売ることがあふれている。各種新規事業や投資関連報告
書を作成するとき、最初の基準は'会長の意中'というのが公然の秘密だ。A役員は"'会長'が望む内容の報告書を書か
なければ、直ちに人事上不利益を受けるということが実際に周辺に広まっている"と話した。

 先月20日、水原(スウォン)地方法院はドイツ系エレベーター業者シンドラーが、現代エレベーターを相手に起こした
'新株発行無効請求訴訟'に対する判決文で、▲現代エレベーターが金融会社と現代商船株式を基礎資産にした派生
商品契約を結んだ理由が、オーナーのグループ経営権を確保するためのものだという点▲これによって2008年から
5年間、現代エレベーターに1063億ウォンの取引損失と3812億ウォンの評価損失が発生した事実を認めている。

 新株発行の有効性を追求する訴訟では現代側が勝ったが、判決文には現代側オーナーの経営上'専横'に対しては
問題点を指摘した。

◇皇帝経営を防ぐ装置を補完すべき
 学界ではこのような現象について、'新代理人費用'という話まで出ている。企業の主体(株主と債権者)が代理人
(経営者)を置く時に、代理人が自身の利益を追求することで発生することが可能になり、発生した'代理人費用'で、
わずかな株を持つオーナーが経営を独断的に行い、既存株主と社員の利益を損なう'代理人費用'が発生する可能
性があるという話だ。大株主問題を永らく研究している米国ハーバード大ベブチョック(Bebchuck)教授は、"企業集団
(財閥)の支配株主が少ない保有率で支配権を確保する場合、代理人費用が発生する可能性がある"と話した。

 皇帝経営が続いているのは、牽制装置が存在していても、まともに作動しなくなっているためだ。代表的な例が
取締役会の社外重役制度だ。社外重役が、機械的に賛成しているだけの状態だという指摘が絶えない。また監査や
監査委員会が正しく役割を果たせないでいるのも問題だ。最高経営者(CEO)を牽制できなくなっていることが現実だ。
株主も企業の健全な発展よりは短期差益だけ狙って株式を保有する場合が多く、最高議決機構である株主総会が
韓国では本来の役割を発揮出来ずにいる。

(2/3) つづきます
348蟹 ◆Uy8zHC0F8E :2014/03/03(月) 19:15:25.88 ID:0DEnIaq6
>>346-347 つづきです

 キム・ジュフン韓国開発研究院本部長は、"オーナー経営は迅速で果敢な決定など長所が多いが、まともに経営を
できるようにするためには牽制装置がうまく作動しなければならない"として、"このような問題に対して制度的な補完
などが必要だ"と話した。

(3/3) 以上です

,(V)   (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <このシリーズ、かなりのボリュームがあります。