韓国鉱物資源公社、豪で不法ロビー容疑調査 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014022820243941308 韓国鉱物資源公社が、オーストラリアで不法ロビー容疑に関与しているとして調査を受けていることが明らかに
なった。
28日(現地時間)現地マスコミによれば、ニューサウスウェールズ(NSW)州議会と反腐敗調査委員会(ICAC)は、
鉱物資源公社がオーストラリアで20年近く推進してきた、ワイオンワルララ2地区炭鉱開発許可権の審議過程で、
不正な介入がなかったのかを調査している。
鉱物資源公社はバリーオ・ファレルNSW州首相にロビー活動を行い、当初の事業不許可から、最近事業を許可
する方向へ立場を変えさせようとしたのではないかという容疑がもたれている。
これにより、鉱物資源公社のワイオンワルラルラ2地区炭鉱開発事業が座礁する危機に直面した。
NSW州野党はICACの調査が終るまで、ワルララ2地区炭鉱開発事業を許可してはいけないと主張している。
ワルララ2地区炭鉱開発事業には、1995年から鉱物資源公社が中心となった韓国コンソーシアムが4000万豪ドル
(約383億ウォン)を投資している。投資持分は鉱物資源工事82.25%、SKネットワークス8.5%、(株)キョト4.25%など
韓国コンソーシアムが95.0%を占めている。残りの5%は双日ソジツが保有している。
この事業は2011年3月、NSW州政府が環境破壊などを理由に許可申請を拒否し、韓国コンソーシアムは環境
影響評価書類などを補完して再申請している状態だ。
ジョン・ロバートソンNSW州野党代表は、"オパレル州首相がワルララ2炭鉱開発許可権と関連して、登録されて
いないロビイストに会ったことは明白な長官倫理綱領違反"として、"ワルララ2地区審査は、ICAC調査結果が出る
まで中断されなければならない"と明らかにした。
鉱物資源公社関係者は"不法な方法で海外事業を推進していない"として、"現地で最大限早く事実関係を把握
して関連事実を公開する"と話した。