こんにちは。
歴代政府、公企業から金を借りて景気浮揚する'雪だるま式借金' 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/02/15/2014021500326.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201402/15/2014021500238_0.jpg 公共借金1000兆時代
政府帳簿にあらわれない公企業帳簿に借金押し付け
毎年福祉予算100兆越え、借金増える速度ますます速く
画期的な国家借金管理が至急
14日に初めて公式発表された公共借金が821兆ウォンに達することが明らかになり、これまで健全だと自負して
いた国家財政に赤信号がついた。政府借金は466兆7000億ウォンだが地方自治体と公企業の借金まで合算すると
1.6倍(負債比率基準)まで増えたのだ。財政専門家は"公企業のお金を政府がこづかいのように利用して景気浮揚
に動員した結果が、雪だるまのように増えた借金になって帰ってきた"として、"危機が再び近づいた時に持ちこた
える余力が大きく減ったうえに、借金が今後さらに急速に増えることもあるので、画期的な借金管理が必要な時期"
と指摘する。
◇公企業動員して景気の火種をつけていた政府、もうこれ以上はできない
2000年代以降、政府は危機が迫るたびに政府支出を増やす以上に、公企業を動員して景気の火種を生かして
きた。公企業の借金は国の財政には含まれていなかっただけでなく、精密に集計されたり個別部処が管理監督を
していないために、こづかいのように使うのに最適だったためだ。
実際に政府は2009年に28兆ウォンを越える補正予算を編成して世界金融危機に対処し、昨年は19兆ウォンに
達する補正予算で景気浮揚に乗り出したが、当時はっきりしていなかった公企業の'支援射撃'は、これよりも大きい
規模で起きたていというのが、大半の財政専門家の評価だ。公企業は景気が良くなければ人材採用を増やしたり、
公共料金を引き上げないために赤字になり、景気対策のSOC事業を自らの費用で推進する形で、経済活力を守る
ことに寄与してきた。SOC事業負担が大きいLH公社の借金が2008年以降の5年間に50兆ウォン以上増え、電気
料金が収益性に直結する韓国電力の借金が45兆ウォン以上増えたのは、全てこのような理由であった。
(1/2) つづきます
>>511 つづきです
政府は景気浮揚の負担を公企業に押し付けながら、自らの財政は堅実に維持した。政府借金だけを計算見れば、
我が国の国内総生産(GDP)比一般政府負債比率は39.7%(2012年基準)で、日本(219%)、米国(106%)、英国(104%)の
ような先進国より良好だ。
だが、海外信用評価会社と国際通貨基金は、我が国の増える公企業借金問題を2〜3年前から間欠的に言及し
始めていた。IMFも公企業借金が結局政府借金になる可能性が高いので、公企業借金を合わせて公共借金を算出
するガイドラインを提示した。この結果、我が国の公共借金が深刻な水準というものが如実にあらわれたのだ。
◇福祉公約履行など必要なお金山積み、これからがさらに問題
より大きな心配は、福祉公約実践のために幾何級数的に増える財政負担だ。福祉予算には今年105兆9000億
ウォンが投じられる。朴槿恵政府任期中に年平均7%増える予定だ。2016年には120兆ウォンを越え、現政権最後の
年である2017年には127兆5000億ウォンに達する。匿名を要求した前政府高位関係者は、"現政権が約束した公約
だけ守ろうとしても、公共借金に耐えることが難しいほど急速に増えるだろう"と話した。
実際に公共借金が増える速度は非常にはやくなっている。政府が計算した公共部門借金だけでも、2012年の1年
間に67兆8000億ウォン増えた。今回政府が発表した公共借金には含まれていないが、公務員・軍人年金支給負担
のための充当借金は、2011年の342兆1000億ウォンから2012年には436兆9000億ウォンへと、1年間だけで94兆
8000億ウォンも増えた。
パク・チャンギュン中央(チュンアン)大教授は、"今回の発表で公企業借金が急激に増えているという点があらわ
れたことで、海外が我が国の経済基礎体力を冷静に再評価する契機になるだろう"として、"我が国は基軸通貨を
使っていないために、公共借金を先進国平均値よりずっと低く管理していかなければならない"と話した。
(2/2) 以上です