【wktk】韓国経済ワクテカスレ 477won【国破れてサンカあり】
[3100億台偽造貸し出し波紋]書類だけ見て数千億貸し出し。銀行はなぜ現場実査しなかったか 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/02/08/2014020800355.html KT子会社社員が関与した偽造貸し出し、解けない3大疑問点
1.最初から詐欺だったのか
容疑者"最初から偽造貸し出し"
銀行"最初は適法貸し出し"
2.KT子会社社員の単独犯なのか
社員1人で5年間に100回以上も印鑑をあくようすることが、内部共謀者なしで可能だったのだろうか
3.被害金額は3100億ウォンで全てなのか
消えた特殊法人3社以上
被害銀行・金額は、さらに大きくなる見通し
KTの子会社であるKT ENSの社員が納品業者の社員と共謀して、2008年から5年あまりにかけて行った3100億
ウォン台の超大型貸し出し詐欺により、大型市中銀行3行と貯蓄銀行14行だけでなく、証券会社2社まで詳細を
調べずに融資や保証をしていたと発表された。銀行、貯蓄銀行、証券会社の金融19社がかかわったこの事件は、
我が国金融システム全般の致命的な弱点を暴露した。
ハナ銀行は貸し出し問題が生ずることに備えて、韓国投資証券と新韓金融投資から400億ウォン台の保証を
受けていたが、この証券会社2社はKT ENS社員キム某(52)氏が作った虚偽書類をそのまま信じて保証書を渡した。
2社は"書類に問題がないので保証したもので、虚偽書類による保証なので責任はない"として手を引いている。
銀行はKT ENSとも責任攻防を行っている。被害を受けた銀行は、"KT ENSの職印が押されていた売上債権を
担保にしたので責任がない"と主張して、KT ENS側は"キム氏が作った虚偽書類で発生した貸し出しなので、全て
銀行の責任"と対抗している。
金融当局と警察の捜査にもかかわらずまだ明らかになっていない、今回の事件の3大疑問点を整理した。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201402/08/2014020800200_0.jpg (1/3) つづきます
>>43 つづきです
1.詐欺はいつから行われていたのか
金融当局と金融会社は、今回の偽造貸し出し事件がいつから始まったのかも把握できずにいる。金融当局は
"初期には正常な取り引きによる貸し出しだったが、後ほど偽造貸し出しに変わった"と話した。だが、警察の調査
では、キム氏は2008年5月から貸し出し詐欺を始めたと供述していて、最初の貸し出し取り引き時から'詐欺'が
始まっていた可能性が提起されている。
事故に遭った銀行では、2009年に最初の貸し出しを実行する時から各種協約書、法人印鑑などは全て正常だと
確認していて、100回以上担保として提示された売り掛け債権も、KT ENS法人印が押された正常書類だったと話す。
だが、他の銀行は理解できないとしている。市中銀行関係者は"KT ENSの年間売り上げは5000億ウォン程度で、
事件にかかわった協力会社も小規模であるため、数千億ウォン台の貸し出しをするには綿密に企業現場実態調査
を行い、KT ENSの担当役員にも直接面談するのが常識"と指摘した。
しかし警察などによれば、事故銀行はキム氏他KT ENSの資金担当者と電話連絡さえしていなかったと伝えられた。
また、銀行が偽造の難しい'電子売り掛け債権'を使うこともできるのに、紙による偽造が容易な売り上げ債権を使って
事故を自ら招いた側面もある。特にKT ENS協力業者の1つであるN社は、キム氏が貸し出し詐欺を始めて5ヶ月が
過ぎた2008年10月に設立された。したがってN社は、初めから詐欺目的で設立された可能性が高い。また、ハナ・
農協・国民銀行と取り引きを開始したのが2009年以降という点から考えると、初めから偽造貸し出しを企画して銀行
に接近したと見られる。
2.KT ENSの内部共犯者なしで、キム氏の単独犯行は可能だったのだろうか
KT ENS側は"貸し出し債権の存在はもちろん、書類と印鑑も会社は全く知らなかった"として、"キム氏1人で行った
犯罪"と主張する。だが、キム氏が5年間に3100億ウォンもの巨額貸し出し詐欺を、内部共犯者なしで1人で行うこと
は不可能だという話も出てくる。
金融会社は"100回以上の貸し出しをするたびに、担当者が京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)のKT ENS本社を
訪問し、税金計算書と物品発注書を確認して、KT ENSの印鑑を受けた"と主張する。金融会社はまた、取り引き
期間に数回法人印の提示を受けて、正常取り引きなのかも確認したと明らかにした。
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>>43-44 つづきです
この主張のとおりならば、キム氏が5年間に100回以上も、KT ENSの他の社員に一度も気づかれることなく、印鑑を
こっそりと取り出して押したという話になる。通信業界の関係者は"中小企業でも会社印は別途に管理者が徹底的に
管理していて、印鑑が取り出されるたびに、いつ、どんな書類に誰が使ったのか記録する"として、"キム氏が100回
以上も、こっそりと印鑑を取り出していたというのは常識を外れる話"と話した。
3.3100億ウォンが詐欺被害全額なのか、また他の被害銀行はないか
現在まで明らかになった偽造貸し出し金額は残額基準として3100億ウォンだが、今後増える可能性もある。金融
監督院は6日、市中銀行3行と貯蓄銀行10行が偽造貸し出し被害を受けたと発表したが、1日経った7日、警察は
被害を受けた貯蓄銀行は14行だと明らかにした。これに対して金融監督院は、"貸し出し詐欺を主導したKT ENSの
納品企業が特殊目的法人(SPC)を設立して銀行と取り引きしていたが、当初は9社と調査されたSPCのほか、過去に
存在していたSPCが3社以上あり、この会社が取り引きした貯蓄銀行が3行以上ある"と明らかにした。金融監督院も
事故金融会社と事故金額がさらに増えるという意見だ。
(3/3) 以上です