昨年、国内銀行純益が半減。NIM1.87%の'史上最低水準' 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/02/13/2014021302018.html 特殊銀行含む18行、第4四半期に2年ぶり四半期赤字に転落
低金利基調長期化とSTXなど不良企業貸し倒れ費用が主な要因
http://image.chosun.com/sitedata/image/201402/13/2014021301892_0.jpg ▲国内銀行年度別純利子マージン推移
昨年、国内銀行の純利益が2012年比で半分水準まで急減した。低金利基調長期化による預貸マージン縮小と、
STXなど不良グループ貸し倒れ引当金増加などが主な要因として作用した。
13日金融監督院によれば、昨年普通銀行と特殊銀行を含む国内銀行18行の純利益は4兆ウォンで、前年(8兆
7000億ウォン)に比べ53.7%減少した。特に第4四半期に国内銀行は1000億ウォンの赤字を出した。四半期基準で
赤字に転落したのは、2011年第1四半期以来2年ぶりだ。
昨年、国内銀行の総資産純利益率(ROA)は0.22%で、前年(0.47%)比0.25%ポイントも急減した。2003年(0.17%)以降
では最低水準だ。
昨年は純利子マージン(NIM)が1.87%に落ちて、金融危機直後の2009年(1.98%)よりも低かった。史上最低水準だ。
昨年の貸し倒れ費用は11兆5000億ウォンで、前年(10兆9000億ウォン)比5.9%増加した。年間の貸し倒れ費用は
2010年以降は減少傾向にあったが、昨年は上昇反転した。
出資転換や株式売却など一時的要因による利益が減り、構造調整企業関連投資株式の減額損失が増えたこと
から昨年の非利子利益は4兆2000億ウォンで、前年(4兆5000億ウォン)比8.8%減少した。有価証券関連利益は1兆
ウォンで、前年(2兆2000億ウォン)比54.8%減った。
一方、KT子会社のKT ENS社員と協力業者による3000億ウォン貸し出し詐欺に関連した貸し倒れ費用は、今年
反映される予定だ。