【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 475won【金の切れ目は円の切れ目】

貿易協会"対日輸出中小企業の95%、円安で疲弊"　【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014012611021087272

　1年以上続く円安のために、対日本輸出中小企業が'疲労'している。

　26日韓国貿易協会が最近対日輸出企業中小企業301社を対象に実施したアンケート調査結果によれば、回答
企業の95.7%が直接的な被害を受けていると答えた。

　被害類型としては、円安による為替差損被害を受けているという回答が全体の48.8%を占めて最も多かった。
輸出量減少(23.9%)、輸出商談および契約支障(21.9%)の順だった。

　このような状況だが、円安に対する対策は不足している。円安対策を尋ねる質問には、決済通貨の変更や、外為
変動保険など為替リスク管理手段を利用するという企業は、それぞれ23.3%と17.6%に終わった。さらに何の対策も
用意できなかったり、一時的に輸出をあきらめるという企業もそれぞれ14.6%と8.3%った。生産性向上および費用
削減推進(41.9%)、営業損失を甘受して輸出を続ける(41.5%)、輸出市場多角化推進(40.9%)という回答が多かった。

　円安の否定的影響は、対日輸出減少として現れている。貿易協会国際貿易研究院によれば、昨年の対日輸出
は前年比10.6%減少した。これは2008年世界金融危機後では初めて、2桁台の減少傾向を記録したものだ。特に
無線通信機器(-24%)、半導体(-15%)など電子製品をはじめとして、農水産食品、鉄鋼製品、機械類が大幅に減少
した。

　実際に日本の主な輸入品目15品目のうち(エネルギー除く)、韓国は10品目でシェアが下落しているほか、中国・
台湾8品目、米国・アセアン(ASEAN)9品目、ドイツ6品目に比べて下落品目数が多いことが分かった。また、韓国の
シェア下落品目のうち半導体、通信機器、プラスチック、機械類は中国が、鉄鋼、生活用品、水産品、繊維類は
ASEANのシェアが増えて、日本市場で中国やASEANの競争力が強化されていることが明らかになった。その結果、
昨年日本輸入市場で韓国のシェアが2012年に比べ0.27%ポイント下落したのに反して、中国と台湾はそれぞれ、
0.46%ポイントと0.16%ポイント上昇した。

(1/2)　つづきます

>>608　つづきです

　これと関連して貿易協会は、円安基調が持続すると展望されることから、対日輸出中小企業の被害を緩和する
ために対策を用意した。まず対日輸出依存度と輸出減少率を考慮して選定した2500社あまりを、潜在的支援対象
である‘円安被害企業’に位置づけ、貿易保険公社のオプション型外為変動保険加入と代替市場開拓を支援する
ために、輸出代金回収リスクを補償する団体保険加入を支援する計画だ。国内12ヶ所の地域本部に配置された
現場支援コンサルタントを活用して、円安被害企業の悩み解消を支援する予定だ。

　貿易協会キム・チュンシク貿易振興本部長は“今回のアンケート調査に応じた業者のうち、60%以上は円安が
来年まで続くという展望をしている"として、"積極的な支援に出る"と話した。

(2/2)　以上です