"収益性落ちた"現代車営業利益率10%台崩壊(詳報) 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014012313315062545 売上87兆3076億ウォン、営業利益8兆3155億ウォン
現代自動車の年間営業利益率が、2010年以来3年ぶりに一桁に落ちた。
現代車は23日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)本社で2013年年間経営実績を公開するカンファレンスコールを
開き、▲販売473万2366台▲売上額87兆3076億ウォン(自動車71兆5350億ウォン、金融およびその他15兆7726億
ウォン) ▲営業利益8兆3155億ウォンを記録したと明らかにした。
売上額が前年比3.4%増加した反面、営業利益は1.5%減少した。内需不振と国内工場生産支障などが実績に
影響を及ぼしたほか、ウォン高と円安によって増した為替レート変動が、実績に負担として作用したという分析だ。
現代車は昨年世界市場で473万2366台を販売し、前年(441万357台)比7.3%増加した実績を上げた。国内市場
では、続く消費不振および自由貿易協定(FTA)関税引き下げ効果にともなう輸入車攻勢により、前年比4.0%減少
した64万698台を販売した。海外市場では国内工場生産輸出分117万9447台と海外工場生産販売分291万2221台
を合わせた409万1668台を販売して、前年比9.3%増加した実績を記録した。
このような世界販売台数増加と連結法人数増加効果により、総売上額は前年比3.4%増加した87兆3076億ウォン
を記録した。
売上増加にもかかわらず、営業利益は前年より1.5%減少した8兆3155億ウォンに終わった。これは急激な為替
レート変動と同時に、生産支障にともなう国内工場稼動率低下、第1四半期に発生した一時性のリコール引当金、
人件費上昇などが主な減少要因として作用したためだ。
これに伴い、営業利益率も前年比0.5%ポイント減少した9.5%に留まった。営業利益率は収益性を計る代表的指標
とされる。現代車の年間営業利益率が一桁を記録するのは2010年以来となる。2010年は8.8%だった現代車の営業
利益率は、翌年10.3%へ二桁に上昇した。2012年にも10.0%を記録して2年連続で10%を突破していた。
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四半期別では、昨年第1四半期には8.7%まで落ちた営業利益率が、第2四半期10.4%、第3四半期9.7%、第4四半期
9.3%を記録した。
経常利益は中国法人など関係企業持分法利益などの影響で、前年同期比0.7%増加した11兆6967億ウォンを記録
した反面、純利益は前年より0.7%減少した8兆9935億ウォンを示した。
現代車関係者は“持続的な世界ブランド価値向上によって、海外市場での販売増加と国内市場での販売回復を
通じた、今後の実績改善を期待している”と話した。
現代車は今年、世界自動車市場が先進市場と新興市場を問わず低成長に直面すると見通して、質的成長による
内実強化と未来競争力確保に努力していく計画だ。
最近世界経済が本格的な低成長時代に入り込み、自動車業者間の競争は一層激しくなり、円安を活用した日本
競争会社の市場拡大政策が攻撃的に繰り広げられると予想した。
内需市場も昨年と同じように景気低迷が続くと予想される中で、関税引き下げ、為替レート効果などで輸入車
攻勢が持続すると見通した。
こうしたなか現代車は、今年世界販売目標として国内市場68万2000台、海外市場421万8000台を加えた合計
490万台を提示した。
現代車関係者は"新型ジェネシスとソナタ後継など新車発売およびサービス差別化を通じて、内需市場競争に
立ち向かう一方、グローバル生産拠点を積極的に活用した海外市場販売拡大にも努めるという計画"として、
"収益性の面でも製品ミックスの改善に努めながら、質的成長に基づいた効率的マーケティング展開を通じて
会社競争力向上に集中する方針"と話した。
一方現代車は昨年第4四半期に▲販売123万2344台▲売上額21兆9377億ウォン(自動車17兆7603億ウォン、
金融およびその他4兆1774億ウォン) ▲営業利益2兆304億ウォンの実績を記録した。
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