家計借金1012兆、9年で倍増 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/01/18/2014011800324.html 昨年末1世帯あたり借金5836万ウォン、昨年より282万ウォン増える
http://image.chosun.com/sitedata/image/201401/18/2014011800190_0.jpg 家計負債推移.
我が国の家計が負っている借金が、昨年末現在で1012兆ウォンに達するものと把握された。17日金融当局と
韓国銀行によれば、昨年末現在の我が国の家計負債は1年前の963兆ウォンより49兆ウォン増えて、1000兆
ウォンを突破したと暫定集計された。家計負債には銀行・保険会社など金融会社からの家計貸し出しと、信用
カード会社・分割払い金融社等による掛け買い(販売信用)を合わせたものだ。韓国銀行は来月、家計負債公式
統計を発表する予定だ。
我が国の家計負債は2004年に494兆ウォンで500兆ウォンに迫った後、9年で2倍以上の水準まで拡大した。
家計負債は不動産市場過熱と低金利の影響で、住宅担保貸し出しを中心に毎年60兆ウォン前後増えた。ただし
不動産景気低迷が本格化した2012年からは、年間増加規模が50兆ウォンを下回った。
昨年末の家計負債を全国世帯で分けた場合、1世帯あたりの借金は5836万ウォンで、前年の5554万ウォンより
282万ウォン増えた。9年前の2004年の1世帯あたり借金3452万ウォンと比較すると、2384万ウォン増えたわけだ。
政府は1000兆ウォンを越える家計負債規模も問題だが、借金が所得よりさらに早く増加しているという点に注目
している。個人の可処分所得に対する家計負債の比率は2004年には103%だったが、昨年6月には137%を記録した。
所得の相当額を借金返すことに使い、結果消費が振るわなくならざるをえず、内需回復が難しくなる。