全国LPガスボンベの半数以上が時限爆弾 【ヘラルド経済】
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20140116000163 http://res.heraldm.com/content/image/2014/01/16/20140116000873_0.jpg 政府が全国で使われている670万本あまりの液化石油(LP・Liquefied Petroleum)ガスボンベに対する、安全
対策を用意した。使用中のガスボンベの半分以上が、爆発の危険がある老朽ガスボンベだという判断のためだ。
産業通商資源部は15日午前、チョン・ホンウォン国務総理が政府ソウル庁舎で主宰した国家政策調整会議で、
LPガス容器流通全段階を網羅する安全対策を用意して、容器管理を正常化する計画だと明らかにした。
ひとまず政府は新規容器製造基準を現行の9項目で11項目に増やして、国際水準まで引き上げる方針だ。
また、ガス容器の履歴管理制を導入して、容器運搬車両登録制を実施する計画だ。
同時にガスボンベ圧力試験全過程をリアルタイムでモニタリングするようにして、形式的な検査に終わらない
ようにする方針だ。この他にも大型事故を誘発した事業者の場合、許可取り消しという強力な制裁を取ることに
した。
このように政府が直接LPガスボンベを管理することにした理由は、LPガスボンベの相当数が不良であり、爆発
危険にさらされているためだ。
全国で使われているLPガスボンベの50%以上は1986年アジア競技大会、1988年88オリンピック頃に作られた
30年近く経ったガスボンベだ。86年に193万本、87年に220万本、88年に182万本が作られた。しかし2012年には
2万本、2013年上半期5万9000本など、最近数年間に製造されたガスボンベは10万本ほどに過ぎない実情だ。
80年代中後半当時にはLPガスが急速に普及し、当時大量のガスボンベが急増されたことで、低質・不良ガス
ボンベが製造・流通した。以後は都市ガス普及が進んだことから、LPガスボンベ製造流通は急速に減った。
1993年以降は年間100万本以下、2001年以降は10万本以下の製造にとどまった。
30年前に作られたLPガスボンベは腐食していたり溶接部位が弱くなって不良な場合が多いが、そのまま流通
している例が茶飯事だ。このような状況のために各種LPガスボンベ爆発事故が絶えず、国民は不安に震えている。
(1/2) つづきます
>>618 つづきです
一般的にLPガスボンベはメーカーから容器充填所とLPG販売所を経て、360万世帯および一般食堂などに届け
られて使われている。
http://res.heraldm.com/content/image/2014/01/16/20140116000869_0.jpg 専門機関が使用期間20年以下のボンベに対しては5年に1度、20年以上である場合、2年に1度の定期検査を
しているが、これまで形式的な検査に終わっていたという指摘が相次いだ。このためLPガスボンベは充填所の
不法充填とLPG販売所の無許可充填、不良容器流通などにより‘国民爆発物’という汚名をかぶっている状況だ。
産業部関係者は“LPガス爆発事故が絶えず、国民の不安感も高い状況であるために対策をたてた”として、
“LPガスボンベ流通全般に非正常的要素が存在していた部分をなくして、正常化するだろう”と話した。
(2/2) 以上です
>>616 おつでした。