26.5%と0.72%、ダウが上昇してもコスピが上がらないもう一つの理由 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014010317304962762 問題です。"昨年ダウジョーンズ産業平均指数(以下ダウ指数)は26.5%も上昇したのに、コスピ指数は0.72%上昇に
終わりました。このようにディカップリング(脱同調化)が激しい理由は何でしょうか?"
ヒント。指数に注目すること。
正解は'出題ミス'、質問自体が間違いだ。2つの指数の算出方式が違っているため、質問自体が成立しない。解説
するならば、ダウ指数とコスピ指数を単純比較すること自体が無意味なので、2つの指数間の格差を前提にディカッ
プリングを話すことはできない。
4日金融投資業界によれば、ダウ指数は昨年72.37ポイント(26.5%)急騰した1万6576.66で取引を終えた。18年間で
最高の上昇率だ。1年間に55回も最高値も更新した。
反面、昨年のコスピ指数は2011.34で取引を終え、前年の終値(1997.05)に比べ14.29ポイント(0.72%)上昇に終わった。
数字だけ見ると、韓国証券市場は元の位置のまま'ぐるぐる'している間に、米国証券市場は韓国に比べ36倍も成長した。
期間を伸ばして見ると、1988年のコスピ総合株価指数終値は907.2で、昨年の終値と単純比較すると25年間で2.2倍
高くなった。同じ期間にダウ指数は2168.57ポイントから1万6576.66に7倍以上も上昇した。
このような差が現れる理由は何か? 専門家は資本市場規模の差は別にして、指数算定基準の差に原因が大きいと
話す。
実際にダウ指数は、上場種目のうち優良株30銘柄だけを選定して算出する。反面コスピ指数は上場941銘柄(3日
現在)を全て反映する。ダウ指数は指数構成種目が随時変化するが、コスピ指数は上場廃止されない限り、対象と
なる銘柄は変わらない。ダウ指数は指数選定委員会による定期評価によって種目反映比率を調整して、編入銘柄も
変える。フォードやGMを外したり、シスコ、ナイキ、ゴールドマンサックスなど大型株を入れたりもする。
(1/2) つづきます
>>562 つづきです
イ・チェオン韓国バリュー運用副社長は、"事実このような差のために、ダウ指数を業界では指数でないファンド、
あるいは'勝者の記録'と話したりもする。それに比べて我が国指数は過度に正直な方であり、どちらが正しくてどちらが
間違っているのかの問題とみるよりも、その差を認知して同一線上で比較する誤りを犯してはいけない"と助言した。
このような差は、全体指数に大きい影響を及ぼす。産業の'代替在籍関係'のために、すべての業種の産業が栄える
ことはできない。例えば煉炭商売が衰退すれば都市ガス企業は上昇する。結局すべての業種を総網羅するコスピ
指数は、ダウ指数より上昇の勢いをつけることが難しい。
差はまだある。ダウ指数は価格加重方式(Price Weighted)、コスピ指数は時価総額加重方式(Value Weighted)を
使う。前者は株価合計を銘柄数で割って算出し、後者は基準時点と比較時点の時価総額を比較して指数を作成する。
価格加重方式には、株価が高い小型株が大型株より平均に及ぼす影響が大きいという弱点がある。時価総額加重
方式は時価総額1位企業が指数を歪曲する短所がある。それぞれの産出方式により一長一短があるが、基準が明確に
異なるという点に注目しなければならない。
注目すべき点は、このような差がダウ指数とコスピ指数だけの問題でないとの漸移だ。G20国家のうち上場企業
全てを対象に代表指数を算定する国は、我が国とサウジアラビアだけだ。だが、サウジは上場企業は140社の水準
でり多くはない。多くの先進国は指数名称で分かるように(フランスCAC 30指数、ドイツDAX 30指数、スペインIBEX
35指数)大半が30銘柄程度を基準として指数を算出する。このため比較の可能性を高めるには、コスピ総合株価
指数は補助指標として、コスピ200指数を活用しなければならないという指摘もある。
また、米国のダウ指数と日本の日経指数は価格加重方式を、英国のFTSEと日本TOPIXは時価総額方式を使うなど、
国の代表指数によっても違う。
チュ・キロ韓国取引所インデックスチーム長は、"国ごとに指数算定基準が違うので世界証券市場を比較する時は、
一律的に指数騰落を比較するのが難しいという点を考慮しなければならないだろう"と説明した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <さんざん、あーだこーだやっといて、今になってこれか。