現代・起亜車だけが米国市場で後退、シェア8%ギリギリ 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014010411522648544 昨年、現代・起亜自動車の米国市場販売台数が前年より減った。景気回復の兆しを見せて全自動車市場が堅い
成長を見せているという点と比較するとみすぼらしい実績だ。現地の主なメーカーで販売台数が減ったのは現代・
起亜車だけだ。
4日現地マスコミなどによれば、現代車と起亜車は昨年米国で、それぞれ72万783台と53万5179台を販売した。
現代車は前年に比べ約3%増えたが起亜車は4%減った。2社の昨年販売台数125万5962台は、2012年(126万606台)
に比べて多少減った規模だ。
現代・起亜車のこのような逆成長は、現地自動車市場が明確に感じられる回復傾向を見せている点と対比される。
昨年米国の新車販売台数は1558万2136台で、前年より7.5%以上増えたと集計された。現地で100万台以上販売した
業者は合計7社グループで、現代・起亜車以外はすべて7%以上増えた。現代・起亜車の昨年シェアは8.1%で、2011年
に8.9%を記録して以降は着実に下落傾向だ。
主な企業の販売台数順位は昨年と同じだ。米国のゼネラルモータース(GM)とフォードが、それぞれ278万6078台と
248万5236台で1・2位を占め、トヨタ、クライスラー、ホンダが続いた。2011年に現代・起亜車に追い越されて7位に
落ちた日産(124万8420台)は昨年およそ9%販売台数を増やして、現代・起亜車との格差を1万台未満に縮めた。
現代・起亜車が今年上半期に米国で各種新車を出す計画を持っているほか、現地法人トップを交替させるなど
雰囲気刷新に乗り出しているが、状況は容易でない。円安を背景にした日本企業が、一層攻撃的なマーケティングに
出ると予想されているだけでなく、米国企業も販売好調を維持するために多様な新車を出すことを公言した状態だ。