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'現代・起亜車部品価格談合'、外国企業に1146億課徴金　【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013122309545824219
公取委、日独自動車計器盤・ワイパー供給業者間の談合を制裁

　現代・起亜自動車が発注した自動車計器(メーター)とワイパーシステム入札に参加する際、落札予定者を合意して
価格を談合していた、日本とドイツの自動車部品メーカー5社業者が競争当局に摘発された。

　公正取引委員会はこれら5社に対して是正命令と共に、合計1146億ウォンの課徴金を賦課して検察に告発すること
を決めたと、23日明らかにした。制裁を受けた企業は、日系自動車部品メーカーであるアイシングループ3社と、ドイツ
系会社であるコンチネンタル オートモーティブ エレクトロニクス、ボッシュの2社だ。

　アイシングループ2社とコンチネンタル オートモーティッブ エレクトロニクスは、2008年1月から今年3月まで現代・
起亜自動車が発注した21回のメーター入札に参加した際、低価格受注競争を止めて適正な収益性を確保するために
談合をすることで相互協議した。

　これら業者は2008年2月21日、現代・起亜自動車が発注すると予想される13回の入札に対して、落札予定者を事前に
合意し、以後は個別に見積もり要請書が出てくるたびに個別入札の件に対して合意を継続した。落札を受けることで
合意した会社が特定価格を知らせれば、他社はその価格より約5%高い見積価格を提出する方式で談合がなされた。
2008年8月から2009年2月までなされた合計6件のワイパー入札も同様の方式だった。これに対し公取委は5社へ是正
命令と共に検察に告発し、関連売上がないアイシンコーポレーションを除いた残り4社に、合計1146億8000万ウォンの
課徴金を賦課した。

　今回の国際カルテル摘発は、開発購買入札(落札時に量産価格および購買数量が確定していない入札)談合で、
談合により将来への影響を及ぼす売り上げ規模まで考慮して課徴金を賦課した最初の事例だ。メーター談合が終了
して以降は価格競争が激しくなり、入札参加者間の見積価格差は5%台から22%台に拡大していた。

　今回の自動車部品国際カルテルは、米国、EU、日本競争当局に続いて4番目に現場調査と情報交換など緊密な
共助を通じて、成功裏に摘発できたと公取委は説明した。

　公取委関係者は"国内自動車市場の約75%を占めている現代・起亜自動車を対象にした談合を摘発して制裁する
ことによって、企業競争力向上に寄与すると予想される"として、"今後も公取委は国際カルテルから韓国企業と消費
者利益を保護するためにモニタリングを強化して摘発時には厳重制裁する"と話した。