奪われた内需市場でも、びりは走った 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014010310483583652 国内完成車業界1年間の記録
輸入車攻勢で10万台クラブ消える
昨年の国内完成車業界は、国内市場では景気低迷と輸入車ブランドの攻勢によってシェアが落ちて、10万台クラブ
が9年ぶりに消えるなど不振を免れなかった。これまで独占的地位を享受してきた現代・起亜車のシェアは月間基準で
70%台にまで下がった。輸入車攻勢に対応するために、遅くればせながらも消費者の選好度が高いディーゼル車の
ラインナップ強化に出た。このうち、万年5位だった双龍(サンヨン)自動車は業界最大成長率を記録して4位に浮上して
注目を集めた。
◆現代・起亜車国内シェア80%崩壊
3日、関連業界によれば現代起亜車の月間国内シェア率(輸入車含む)は昨年8月70%台に下がった後のなかなか
回復傾向を現わせずにいる。景気不振と輸入車攻勢に、現代・起亜車が直接的打撃を受けたのだ。さらにサンタフェや
アバンテなど主力車種で漏水現象が発生、品質論議を起こしたことも悪影響を及ぼした。
昨年現代車の国内販売は64万台あまり、起亜車は45万8000台で合計110万台を記録した。前年比4.4%減った数値だ。
国内完成車ブランド5社のうち、国内販売が前年対比減少したのは現代・起亜の2社だけだ。両社は年間国内目標達成
にも失敗した。
◆9年ぶりに10万台クラブ消える
最多販売モデルである現代車のアバンテが年間販売台数10万台を超えなかったことから、9年ぶりに単一車種
'10万台クラブ'も消えた。ベストセラー・カーに10万台以上販売された車種がないのは、2004年以来9年ぶりだ。
2012年にはアバンテとソナタが10万台クラブにそれぞれ名前を上げた。10万台クラブ車種が消えたことは、国内
自動車市場不況と完成車モデルの老朽化によるものと分析される。昨年完成車5社の国内販売は合計137万3902台
で、前年比2.1%減少した。
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◆アバンテ3年連続ベストセラー・カー達成
たとえ10万台販売を越えられなかったとしても、現代車アバンテは2011年以降3年連続でベストセラー・カー1位を
守ることに成功した。昨年アバンテの国内販売は前年より15%以上減った9万3966台と集計された。代表準中型モデル
であることに加え、昨年ディーゼルモデルが追加されるなど細部ラインナップ、選択幅が拡大した点が、人気の秘訣に
選ばれる。世界市場でもアバンテは94万2442台が売られ、韓国自動車モデルのうち最も高い販売実績を上げた。
2位は起亜車モーニングで9万3631台販売された。3位と4位は現代車ポーター(9万2029台)とソナタ(8万9400台)が
それぞれ占めた。次いで8万8501台が売れたグレンジャーが5位を記録した。
◆双龍車4位に
国内完成車5社で最も大きい成長を見せたのは双龍(サンヨン)車だ。国内と輸出のいずれも注目するほどの実績を
記録して、ルノー三星自動車を追い抜いて4位にのぼった。特に双龍車の昨年国内販売の伸び率は34.1%にも達し、
業界最大水準を見せた。全車種の中でも成長が目立ったSUVを主力としているだけに、コランド ラインナップの販売が
実績好調を導いた。反面ルノー三星は上半期に振るわなかった実績が影響して、国内販売は0.2%増に終わった。
◆ディーゼル車躍進
輸入車を中心にしたディーゼルエンジン モデルの人気も目立った。昨年販売された輸入車10台のうち6台はディー
ゼルモデルだったと把握された。国内完成車業界でも、このようなディーゼルモデル選好に歩調をそろえて、相次いで
ディーゼル車両を出した。
現代起亜車の準中型車量アバンテとK3のディーゼルエンジン派生モデルが、それぞれ昨年8月と12月に発売された
ほか、ルノー三星でも小型SUV QM3をディーゼルモデルに追加した。起亜車K5、ルノー三星SM5、韓国GMシボレー
マリブなど、各社の主力中型セダンのディーゼルモデルも年内に発売される予定だ。燃費など経済的な面で効率的な
うえに、技術の発達でガソリン水準の静粛性を見せているため、今後ディーゼル販売は一層増えるものと見られる。
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