"ここはどこ…"、道路名の新住所入力すると'ナビが間抜けに' 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014010210403455207 ナビサービス、とんでもない住所検索や検索不能など問題発生
#会社員イ・ジヘ氏は2日、出勤するためにナビゲーション'Tマップ'で道路名住所で検索して大きな混乱にあった。
これまでの検索住所である'ソウル市中区(チュング)草洞(チョドン)42番地'を、道路名住所に変換して'ソウル市
中区忠武路(チュンムロ)29'で検索したが、ナビが表示したのは'ソウル中区(チュング)忠武路3街29-1番地'だった。
ひとまず訪ねて行ってみたところ、職場から2ブロックほど離れたところだった。A氏は'誤差範囲が大きくなかった
のは幸運'として、胸をなで下ろした。
新年に入って道路名住所が全面導入されたが、ルート検索アプリケーションやナビゲーションで、住所が間違って
検索されるなど混線が生じている。最も頻繁に起きているのは、道路名住所で検索してもこれまでの地番住所で
検索される問題だTマップでいくつかの道路名住所で検索してみた結果、他の地番住所で間違って検索される事例が
多数発生したほか、シンクウェアのアプリ'アイナビ エアーLTE'でも、'金浦(キンポ)漢江(ハンガン)2路362'という道路
名住所で検索しても、'金浦市場基洞(チャンギドン)1866-1'という地番住所の結果が出た。
建設からいくらも経っていない、新団地に対するアップデートも遅い。LGユープラスのU+ナビは、'京畿(キョンギ)
高陽市(コヤンシ)徳陽区(トギャング)シンオンロ35(高陽市三松(サムソン)地区の現代ヒルステート アパート)'で
検索する場合、最初から検索結果が表示されないため、アパート住民が不便を感じていることが明らかになった。
これに対してデータベース(DB)の正確性に問題があるという指摘も出るが、Tマップ開発・運営を受け持っているSK
プラネット関係者は"誤差の理由に対しては、簡単に話すことは出来ない"と回答を避けた。現在Tマップだけでなく
多くの会社が、安全行政府から道路名住所と地番住所DBの提供を受けている。
2011年7月以前に発売された旧型ナビゲーション使用者も、不便を感じていることは同じだ。新型ナビゲーションは
道路名住所が地図データに含まれているが、旧型製品では新しい住所資料を使用者が直接アップデートしなければ
ならない。問題はアップデート過程も容易でないうえに、一部旧型製品ではメモリー容量が小さいため、アップデート
そのものが不可能だということだ。現代エムエンソフト関係者は"旧型ナビゲーションは容量が小さく、中央処理装置
(CPU)性能も低いために、膨大な道路名住所データを保存・処理することは難しい"と話した。