"日本を越えて世界4強に"、素材・部品産業、貿易黒字2000億ドル時代開く 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013112513545331543 政府が2020年までに素材部品の輸出額を現在の2倍以上である6500億ドルまで増やして、貿易黒字2500億ドルを
達成するという計画を明らかにした。これによって日本を抜いて、世界4大素材部品強国で跳躍するという構想だ。
産業通商資源部は25日、ソウル瑞草区(ソチョグ)パレスホテルで'素材部品産業政策懇談会'を開いて、このような
内容の'第3次素材部品発展基本計画(2013〜16)'を発表した。
今回の対策は2001年の部品素材特別法制定から10年ぶりに作られた、'素材部品未来ビジョン2020(2012〜20)'の
課題を達成するための具体的な実践策を用意したものだ。
これまで我が国では、素材部品輸出額が昨年2534億ドルと全輸出の46%を占めて、貿易黒字は910億ドルで全貿易
黒字の3倍に達するなど大きく成長した。しかし対日貿易赤字のうち素材の比率は2003年の31%から昨年47%に増えた
うえに、中国の素材部品比率が急増して危機感が高まっている状況だ。
これに対し産業部は、スマート表面処理鋼板、輸送機起用超軽量素材など10大核心素材(WPM)を開発するために、
2016年まで官民合同で2兆ウォンを投資することにした。これによって核心素材部品を早期に商用化するということだ。
また、貿易不均衡が深刻化している100大素材部品に対する研究開発(R&D)投資拡大、直接投資誘致、海外企業
買収合併(M&A)など多角的対策を模索することにした。特に対日素材部品赤字の40%を占める科学素材の競争力を
高めるために、麗水(ヨス)産業団地と連係した高付加価値科学素材クラスター造成を推進する計画だ。このほか、
国産素材部品が先進市場で認められるように高付加価値素材情報提供を強化して、全国の関連研究機関(企業・
大学・研究所など)と連係して協業を総括する、'感性素材部品R&Dセンター'を構築することにした。
優秀な中小・ベンチャー企業が安定的に素材分野に投資することができるように、来年までに200億ウォン相当の
オーダーメード型ファンドを作り、外国投資機関が国内素材部品分野に対する投資を増やせるように、部品素材特別
法令を改正して、'部品素材専門投資組合(GP・業務執行組合員)'を許容する計画だ。
ユン・サンジク長官は"素材部品市場で4強で跳躍するためには、ファーストフォロワーから抜け出して市場先導者へ
出なければならない"として、"このためには民間の積極的で先制的な投資が何より重要なだけでなく、特許戦略を
新たに整備して、先端新素材開発においてはグローバル需要企業が保有する素材ノウハウを積極的に活用していく
必要がある"と話した。