【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 470won【笑止恒例化社会】

組織化進む違法捕鯨、弁護士費用まで積み立てる　【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2013/11/18/2013111800161.html
捕獲・解体・運送まで完ぺきな分業。逮捕されれば家族の生活にも責任を負う
取り締まり対象になったゴムボートの代わりに漁船で直接肉運搬、船名しばしば変えて検挙免れる
一頭で2000万ウォン儲けるなど高い収益のために捕獲減らず"還収措置で再犯防止する"

　9月13日、慶北（キョンブク）永川市（ヨンチョンシ）の田舎で、人通りの少ないところにある冷凍倉庫を大邱
（テグ）地検浦項（ポハン）支庁の捜査官が襲った。冷凍倉庫には横50×縦30cmの大きさの木箱100個あまりが
あり、その中には部位別に解体されたミンク鯨肉が25�sずつ入っていた。市場価格では1億ウォンに達した。
全て違法に捕獲された鯨だった。

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先月慶南（キョンナム）南海郡（ナムヘグン）ミジョハン付近で網にかかって捕えられたミンク鯨を水揚げしている
様子。このような鯨は合法的に取り引きされる。最近では組織形態の違法捕鯨団も活動中であることが分かり、
司法当局が捜査を行っている。 /ニューシス

　大邱地検浦項支庁は最近、ミンク鯨捕獲・流通組織19人を検挙して、船主と運搬役、流通役など5人を拘束
起訴して、12人を不拘束起訴する一方、逃走中の2人を起訴中止した。これまでは噂にとどまっていた違法捕鯨
の断面があらわれた。この事件を見ると違法捕鯨は、船主・キャッチャー・海上運搬役・流通役など徹底した
組織化がされていた。検察はこれらの他にも違法捕鯨組織があると見て捜査中だ。

　捜査を担当した浦項支庁イ・ギヨン検事は17日、"これらは徹底的に役割を分担して違法捕鯨に加担した"と
して、"捕獲船・解体船・運搬船に分けて、九龍（クリョン）浦近海でミンク鯨を少なくとも10頭以上違法に捕獲・
流通した容疑がもたれている"と話した。

　今回捕まった一味は、銛を投げやすいように船の前方に広い空間を確保しておき、キャッチャーが体を支える
ための'ガードレール'を設置していた。銛砲を船に設置すれば直ちに摘発されるので、最近の違法捕鯨では全て
キャチャーが直接銛を投げている。

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>>44　つづきです

　銛を打たれた鯨が血をたくさん流して失血死すると、登場することが解体船だ。鯨を船の上に引き上げて解体
用刃物で解体し、通常は20kg単位で包装して玉ネギ網に入れた後ブイにぶら下げて海中に沈める。続いて漁船
に偽装した運搬船がブイにぶら下がっている鯨肉を探して陸上に運ぶ。

　浦項海洋警察署刑事係キム・コンナム班長は、"違法に捕獲された鯨肉は主にゴムボートを利用して真夜中に
移送されていたが、最近はゴムボートが主な取り締まり対象になったことから運搬船を漁船に変える傾向"と話した。

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違法捕鯨に使われた銛。/浦項（ポハン）海上警察提供

　検警によれば、違法捕鯨は思ったより広範囲に広がっている。検察は"網にかかって死んだ鯨など合法的に
取り引きされる鯨は一年90匹程度に過ぎないが、市中で流通する鯨肉の量は相当数に達する"と話した。検警は
同海岸一帯で捕鯨に動員される船が15隻ほどになると見ている。

　しかし違法捕鯨はますます隠密になり、組織化されて検挙が容易ではない状況だ。検察によれば"情報提供を
受けて海に出ても、捉えた鯨を海に投げ捨てて甲板を洗って証拠をなくす"として、"違法捕鯨業者は司法当局に
摘発される場合に備えて、弁護士費用と家族の生活費を別に積み立てしていたりもする"と明らかにした。この
ような安全装置があるので、大胆な違法捕鯨が続いているということだ。船の名前も頻繁に変えて、取り締まりに
備えているという。

　また、期待収益が相当あるという点も違法捕鯨が根絶されない理由だ。'海の宝くじ'と呼ばれるミンク鯨は、1.5tで
2000万ウォン以上の収益が出る。加担者1人あたりでも300万ウォンになる。

　大邱地検浦項支庁クォン・グァンヒョン部長検事は、"違法捕鯨は厳重に処罰して、再犯防止次元で犯罪収益
還収にも重点を傾ける"と話した。

(2/2)　以上です