新道林駅に'ピサの柱'、右側に5度傾いて安全問題提起 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2013/11/22/2013112200805.html ソウル地下鉄1号線新道林(シンドリム)駅ホームの柱が、‘ピサの斜塔’のように傾いていることが明らかになった。
ソウル地下鉄1号線新道林駅地下2番ホーム南側階段の前にある柱が、右側に約5度ほど傾いている。だが、韓国
鉄道公社はこの事実を把握していなかったことが明らかになり、安全事故が憂慮されているとCBSノーカットニュース
が22日報道した。
問題になった柱の後方は工事区域になっていた。柱後方区域はパネルで覆って立ち入り禁止になっていて、工事
資材を積み上げるなど工事準備に着手した状態だと伝えられた。
新道林駅は2011年12月から新築工事を開始し、現在駅構内のあちこちに立ち入り禁止箇所を設けて出入りを制限
しながら工事を進めている。
市民は“新築工事で柱が傾いたのではないのか”と不安感を表わした。
これに対し新道林駅新築工事管理士側は、“新築工事開始後に、該当柱と柱が立てられた床部分などは工事が
施行されたことがない”と説明した。
柱が傾くほどならば柱表面のタイルが割れるなど亀裂が生じていたはずなのに、そのような形跡がないためだ。
新築工事中に建物内に変形が生じればリアルタイムで把握できるように、計測器を駅構内80ヶ所あまりに設置したが、
ただ一度も異常兆候が感知されたことがなかったという。しかし、実際に問題の柱には計測器が設置されていない
ことが確認された。
柱が傾いた原因に対しては工事管理士だけでなく、韓国鉄道公社本部も把握できずにいると伝えられた。
鉄道公社側は柱が傾いたことを知るようになった21日夜、該当柱上の天井コンクリートなどを緊急点検した後、
“柱の上部がやや厚いために傾いたように見えるだけで、安全上問題はない”と説明した。
ノーカットニュースから画像です。
http://file2.nocutnews.co.kr/newsroom/image/2013/11/21/20131121211128153122.jpg