【wktk】韓国経済ワクテカスレ 469won【集団的自営権】
ええ、折りよく朝鮮日報がイメージを気にする記事を出しています。
[ファン・キョイクの食べ物Why? ファイル]
韓国料理世界化? 'ステンレス'ではない私たちの茶碗から探そう 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2013/11/15/2013111502051.html 韓国料理世界化イベントへ行ってみたら
外国の名品食器によそわれた韓国のご飯を見て失笑
食べ物の味も重要だが、独特の食器スタイルも重要
ステンレスが韓国代表?
1970年代に米消費を減らすため食堂に強制普及させた器
今はほとんどの食堂で使用、外国人には観光商品販売
伝統茶碗の消失
昔使っていた盒やパルなど、固有の食器消失
庶民の伝統食を盛る私たちの食器はどこに
http://image.chosun.com/sitedata/image/201311/15/2013111501942_0.jpg 仁寺洞(インサドン)で‘観光商品’として売られているステンレス食器(上)
下は左から空器(コキ)、パル、盒(ハプ)/ファン・キョイク氏提供
英国ウェッジウッド、デンマークのロイヤルコペンハーゲン、フランスのエルメス。男性はよく知らないだろうが、
女性であれば名前を知っている。名品食器ブランドだ。前政府時期に進めていた韓国料理世界化行事に、これ
らの食器が展示されたことがある。韓国料理世界化行事に外国ブランド食器が? そうだ。その食器によそわれた
のはご飯だった。韓国のご飯が、世界の名品ブランド食器によそわれるに十分なほど素敵だと見せようとする
意図だった。あまりにもとんでもない取り合わせに、その前で気が狂ったように笑い、涙まで流した。
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>>578 つづきです
韓国料理はご飯が中心だ。食器で最も重要なのは茶碗だといえる。昔の礼法では男はウンドゥ(鉢やシンなど
周りの高さ)が高いパル、女はウンドゥ低い盒を茶碗に使っていた。最近の茶碗はそうではなく、男女区別なしに
空器(コキ)と呼ぶ器を使う。その形はパルでもなくて盒でもない。この食器がどこからきたのか気になり、陶磁器
会社へ取材をしたことがあったが、彼らもはっきりとは知らなかった。
彼らの話を総合してみると、1970年代の結婚用品陶磁器セット流行と関連があるように見えた。当時陶磁器
会社は独自に型を製作する能力がなかったため、外国から陶磁器型を輸入した。その時にシチューを盛るのに
使われていた食器を、我が国市場で茶碗として出したと推定することができた。このようにして韓国人は、韓国
固有の茶碗を失った。
韓国料理世界化は、韓国企業のチャンスとして作用するだけではない。韓国料理関連市場が拡大すれば、
外国企業も飛び込むことになる。食器市場がそうだ。最近では外国の有名陶磁器会社が韓国型食器を発売した。
茶碗の形は私たちの見慣れた空器と似ている。外国陶磁器会社のデザイナー目にも、空器が韓国で最も普遍
的な(もしかしたら伝統的な)茶碗に見えたのだろう。
韓国料理世界化というのは、世界の色々な食べ物と競争して一定の位置を占めることが目標であることなのに、
その競争力がある韓国料理は無料でご飯を食べさせる展示会や、ニューヨークのビビンパ広告のような、騒々
しいマーケティングから出るのではなくて、また、いくつかのスター料理人の作り上げた料理から出ることでも
ない。韓国料理とは何か。韓国人が日常口にしている食べ物ではないのか。韓国料理を世界の食文化に広める
には、先に日常の韓国料理文化を覗いて見なければならない。
この時に重要なのは食べ物の味だけでない。韓国料理独特のスタイルも考慮されなければならない。韓国
料理の中心である、ご飯と茶碗のスタイルが何より重要だ。そうは言っても、茶碗を以前のパルや盒に戻そう
という主張をするには無理がある。
大きさや形が現在の韓国人の食卓には適当でないためだ。しかし韓国伝統の器とは全く関連がない、西洋の
シチュー器から始まったと見られる空器を、それも外国の陶磁器会社が作ったものをおおらかに受けて使うと
いうことは、真に嘆かわしい物事になるだろう。
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>>578-579 つづきです
韓国料理と日本食はその構成で似ている。ご飯を中心に置いて、おかずと汁物を配列する方式が全く同じだ。
日本食でも茶碗のスタイルがとても重要なのだ。日本には、日本型の茶碗が明らかにある。 私たちがテント形と
呼ぶその形態の、茶碗に似た、下が狭くて上が広い逆三角形の茶碗を基本としている。食卓にどんな食べ物が
並べられようが、この茶碗が置かれれば"、日本食だ"と認識される。このうつわの形態は朝鮮半島にもあった
のだ。パルも盒も失ったのでこの食器を韓国型茶碗としてもかまわなそうだが、日本を真似たという話になりそう
で用心深くなる。
家庭では空器にしてもそれなりに陶磁器の空器にご飯をよそうが、大衆食堂ではこれもない。'ステン'(ステン
レススチール)空器だ。ステン空器は1970年代に政府が米消費量を減らすため、食堂に強制的に普及させた
食器だ。政府規格は直径10.5cm深さ6cmだった。
当初は食堂でステン空器使うことを敬遠していたが、手軽なためか韓国代表茶碗の地位を確実にしてしまった。
デザインも妙だ。盒と似ているが盒のようなきれいな品格はない。ステンという素材の限界のためであろう。ふたの
上に彫られている伝統模様がかえってさらにみすぼらしくさせる。形も形だがこのうつわによそわれるご飯は、
'やむを得ず食べることになる'マグサ水準だ。
食堂でステン空器を使う理由はただ一つ、保管が便利だという点であろう。ご飯をギュウギュウに押し詰めて
ふたをして保温器に入れておく。半日も過ぎれば器の表面に水気が浮かび、米粒の表面がもろくなって半日も
すれば黄金色に変色して臭いだす。
ステン空器は、ごはんを主食とするアジアのどんな国でも見当たらない。韓国だけの奇妙な茶碗だ。そのため
なのか、仁寺洞(インサドン)に行けばステン空器が観光商品として売られている。包装紙には大韓民国、KOREA
などの字とともに太極旗と朝鮮半島の地図などが描いている。大韓民国の茶碗であることをはっきりと見せている。
このうつわを韓国人が買うはずがない。韓国の食堂でご飯を食べる外国人が、ステン空器を見て不思議に思う
ということを知った商人が企画した外国人対象観光商品だ。
これまで韓国料理の世界化だとして行った事業を見れば、韓国のご飯を英国ウェッジウッド、デンマーク ロイ
ヤル コペンハーゲン、フランス エルメスの食器に盛る程度ことしか見られない。表面は派手に見えるが、効果も
なくて魂もない。そんなことにお金をかける余裕があるならば、私たちの茶碗から何とかしてほしいとお願いしたい。
品格は別に置いてもそのジメジメとにおいがするご飯を、いつまで食べなければならないということなのか。
(3/3) 以上です