進撃の三星電子、今年すでに15兆の設備投資。第4四半期は9兆ウォン予定 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013111508364870663 研究開発費10兆8000億ウォン、前年同期比22.2%増加
三星電子が第3四半期までに15兆ウォンの設備投資を断行した。上半期には9兆ウォンの投資にとどまり
消極的な姿を見せたが、第3四半期だけで6兆ウォン近い設備投資費を執行したのだ。
三星電子は今年計画している24兆ウォン以上の設備投資を終えるために、年末までに9兆ウォン以上を
国内外設備投資に執行する計画だ。
15日三星電子の第3四半期報告書によれば、1〜9月に合計15兆ウォンの設備投資を執行した。半導体に
6兆3639億ウォン、ディスプレイに4兆6902億ウォン、完成品部門事業には4兆174億ウォンを執行したと集計
された。
半導体の場合、微細化にともなう新工程、3次元(3D)技術導入など技術発展に支えられた、中国西安工場
および国内半導体工場増設などが複合的に作用して、投資額が最も多かった。三星電子は9月までに合計
14回の経営委員会(取締役会傘下)を開き、このうち5回で半導体工場(FAB)投資を決めた。
三星電子は年初に24兆ウォンの施設投資計画を発表しており、第4四半期にはさらに9兆ウォンを投資する
方針だ。
三星電子関係者は"上半期に比べ下半期は世界市場が急速に回復している"として、"観望してきた半導体、
ディスプレー市場に積極的な投資が必要だと判断して、下半期投資を増やしている"と話した。
第3四半期までの研究開発費用は10兆8402億ウォンを記録して、前年同比22.2%増加した。売上に対する
研究開発費は6.4%で、最近3年間で最も高い水準を記録した。このような高い研究開発投資を通じて、三星
電子は2006年から7年連続で、IBMに次ぐ米国特許取得件数2位を占めている。
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