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「極左のメッカ」杉並区
山本の国政挑戦は今回が初めてではない。「3・11」後、
初めての衆院選挙であった二〇一二年十二月のいわゆる
「政権交代選挙」の折、東京第八区から立候補し、
自民党の石原伸晃と戦ってダブルスコアで落選するも、
次点の約七万一千票を獲得して善戦している。
この時も社民党が国政政党としては唯一、山本の支持に回った。
東京八区は杉並区を中心とする選挙区だが、
前回の衆院選(二〇〇九年)では、
のちに世田谷区長となる社民党の保坂展人が、
やはり石原伸晃と激しく争って惜敗した因縁の選挙区。
もともと中野・阿佐ヶ谷・高円寺といった中央線沿線のこれらの地域は、
伝統的に「中核派」の拠点として知られる極左・
リベラルの強い土地柄だ。同派と一心同体の関係にある
「杉並革新協議会」はのちに「都政を革新する会」(都革新)に改名して、
つい最近の二〇一一年まで杉並区議会に一議席を確保していた。
先の「緑の党」の本部も杉並にある。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131101-00010000-will-pol&p=2 山本層は懐柔できても、ネラーを懐柔できなくてイライラしているようです。
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「2ちゃんねる」を見たり書き込んだりするという発想もない。
生来の余裕からか、人を疑ったり非難することを生理的に嫌う。
論争や討論も好まない。いくら北朝鮮や韓国や中国が「極悪」と訴えたところで、
それは彼らを悪く言うお前のほうが信用できない、という結論になる。
思想が左だから、リベラルだからというわけではなく、
単純に他者を批判したり批評したりという思考の訓練をしなくても生きていける
余裕のある環境で生まれ育ったのだ。
だから彼らが本当に惹かれたのは、
山本や三宅の脱原発の頓狂な部分ではなく、
憲法や若者を肯定する闘争性のない、
表面上は実にファッショナブルで温和な部分だったりする。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131101-00010000-will-pol&p=6