銀行不良債権25.8兆、2011年1分期以来最高 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013110709360645425 産業銀行が固定以下与信比率3.25%で最高、ウリ銀2.99%
東洋、STXなど大企業与信不良化が影響
国内銀行の不良債権規模が25兆8000億ウォンに達して、2011年第1四半期以来の最高値を記録した。不良債権率は
1.80%で、2011年第1四半期末(2.00%)に次ぐ最高値を記録した。最近東洋グループなど大企業与信が不良化されたこと
が影響を及ぼした。
7日金融監督院によれば、今年第3四半期末の国内銀行の不良債権比率は1.80%で、前期(1.73%)比0.07%ポイント、前年
同期(1.56%)比0.24%ポイント上昇した。不良債権額は25兆8000億ウォンで、前期24兆9000億ウォンから約9000億ウォン
増加した。
銀行別では、ウリ銀行の固定以下与信比率が2.99%で都市銀行では最高を記録したし、KB国民銀行が1.93%で続いた。
地方銀行では済州(チェジュ)銀行(2.25%)、特殊銀行では産業銀行(3.25%)と水産協同組合銀行(2.36%)の不良債権比率
が高かった。
銀行の不良債権比率が上昇したのは、第3四半期に新規不良が約6兆6000億ウォン発生して、不良債権整理額(5兆
8000億ウォン)を上回ったためだ。
第3四半期に新たに発生した不良債権のうち、企業与信は5兆3000億ウォンで79.5%を占めた。このうち東洋系列の不良
債権が5000億ウォン、STX系列が1兆4000億ウォンを占め、中小企業部門の新規不良は2兆9000億ウォン発生した。家計
与信の新規不良は1兆2000億ウォンで、2011年第4四半期以降安定した水準だ。
企業与信から新たな不良債権が発生したことによって、全不良債権のうち企業与信不良は22兆1000億ウォンで85.8%を
占めることになった。家計与信は3兆5000億ウォン(13.5%)、クレジットカード債権は2000億ウォン(0.7%)だった。
企業与信に不良債権が占める比率は2.33%で前期(2.22%)比0.11%ポイント上昇し、前年同期(1.93%)比では0.40%ポイント
上昇した。
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