LG電子、携帯電話部門が赤字転落。G2マーケティング費用で(総合) 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/10/24/2013102402021.html LG電子の第3四半期(7〜9月)実績が、エアコンとTVの市場不況とスマートフォン マーケティング費用支出によって、
前期より悪化した。
LG電子は24日、第3四半期連結基準実績を発表して、売上は前期より8.8%減少した13兆8922億ウォン、連結営業
利益は前期より54.6%減少した2178億ウォンを記録したと明らかにした。前年同期比の全売上は4.6%増加し、営業利益
は27%増えた。
LG電子のスマートフォンを担当するモバイル(MC)事業本部は、売上3兆454億ウォンに対し営業赤字797億ウォンを
出した。MC事業本部は第2四半期に612億ウォンの営業利益を記録したが、スマートフォン‘G2’と‘ビュー3’等の新
製品発売にともない、マーケティング費用を多く使ったことが営業赤字につながった。
第3四半期に1200万台のスマートフォンを販売したが、マーケティング費用の増加とメーカー間の価格競争が激しく
なったため収益性は低くなった。スマートフォン‘G2’と‘ビュー3’等新製品を発売でマーケティング費用を多く使った
ことが営業利益を悪化させた。LG電子側は“未来への準備のために、ブランドと市場地位を強化するための投資は
持続する”と説明した。
TVを担当するホームエンターテインメント(HE)事業部は、売上5兆70億ウォンに営業利益1244億ウォンを記録した。
HE事業本部は世界TV市場の逆成長などで、売上が前年同期比で減少した。プレミアム製品の比率を拡大して売上げ
構造を改善するなど収益性を強化して、2%台の営業利益率を記録した。
冷蔵庫や洗濯機など家電製品を作るホームアプライアンス(HA)事業本部は、売上2兆9672億ウォンに営業利益
1092億ウォンを記録した。HA事業本部は国内市場で新製品が販売好調だったことと、北米と中国市場での売上げは
成長したが、新興市場の需要不振によって売上は前年同期比3%増に終わった。売上成長と持続的な原価革新など
収益性改善要因があったが、為替レートの影響などで前年同期比下落した3.7%の営業利益率を記録した。
(1/2) つづきます
>>307 つづきです
エアコン・エネルギーソリューション(AE)事業本部は、売上9732億ウォン、営業利益195億ウォンを記録した。AE事業
本部は新興・成長市場での需要が減ったが、韓国市場での販売好調によって売上が前年同期比小幅増えた。製品
競争力強化と粘り強い原価革新努力で収益構造が改善されたが、市場先導製品発売のためのR&D投資増加などで
営業利益率は前年同期水準である2%を維持した。
LG電子は第4四半期のTV市場需要は、シーズンをむかえて前期比で増加すると予想した。HE事業本部はオール
LEDTV、ウルトラHD TVなど市場先導製品の世界販売を拡大すると同時に、持続的な原価節減活動によって収益構造
改善に注力する予定だ。
MC事業本部は、‘LG G2’の本格的な世界発売をむかえてプレミアムLTEフォン販売を拡大し、普及型スマートフォン
マーケティングも強化する計画だ。HA事業本部は差別化された市場先導製品によって、市場平均よりも高い成長の
勢いを維持すると同時に、原価革新で収益性を持続強化する戦略だ。
AE事業本部は商業用エアコン海外発売と冬期製品マーケティング強化で、売上げ拡大と収益性強化に注力する
計画だ。
(2/2) 以上です