中国産鉄鋼材増加傾向、韓国鉄鋼業界負担 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013091714012073684 中国の鉄鋼製品輸出量が再び急増していて、韓国鉄鋼業界は非常事態になった。
20日関連業界によれば中国の8月鉄鋼製品輸出量は614万tで、7月の515万tから19.2%増加した。これは今年に入って
月間輸出量では最大だ。
中国鉄鋼製品輸出量は、4ヶ月ぶりに増加傾向に切り替えた。中国の今年月間鉄鋼製品輸出量は、1月492万t、2月
424万t、3月528万t、4月555万t、5月541万t、6月529万t、7月515万tを記録している。今年1月から8月まで中国の鉄鋼
製品累積輸出量は4198万tで、昨年の同じ期間3584万tより17.1%多い。
これに伴い国内鉄鋼市場は需要不振に供給過剰に陥っていることから、企業は中国産の空襲が負担になっている。
実際に8月から輸入H形鋼の国内流入が再び急増し、製鋼会社は国内産H形鋼製品の価格割引政策を通じた対応を
拡大している。
国内1位製鋼会社である現代製鉄は、すばやく対応政策を確定した。現代製鉄は8月は小型4種、中型3種、大型2種の
規格を輸入対応材で販売していたが、今月に入って中小型サイズを中心に対応規格を拡大した。
現代製鉄は同時に輸入量が一時急増することに備えて、10日単位で対応規格切り替えを検討することにした。場合に
よっては輸入されるH形鋼前規格への対応もできるという立場だ。
東国製鋼でも中小型規格H形鋼を中心に現代製鉄と類似の価格対応に出ると同時に、自社で生産していない大型規格
に対しては直輸入販売政策を続ける計画だ。東国製鋼は輸入量推移に合わせて、直輸入量を弾力的に調節する方針だ。
一方国内鉄鋼業界は最近、韓国・中国官民鉄鋼会議を開催して、中国産ボロン含有鉄鋼材の便法輸出中断のために、
中国政府当局と業界の誠意ある措置を促すなど対応策用意に腐心している。