"MB政府の4大河川事業は生態的・経済的災難"、ルモンド報道波紋 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/09/14/2013091401094.html フランスの有力日刊紙ルモンドが李明博政府の4大河川事業を“生態的・経済的災難”と評価して、波紋が予想される。
ルモンドは13日(現地時間)、“李明博前韓国大統領が2009年に野心に充ちて始めた4大河川事業が、生態的、経済的
災難になりつつある”と報道した。
ルモンドは、李明博政府はもともと洪水など自然災害を減らし水資源管理を効率的にすると同時に、雇用を創り出す
目的で4大河川事業を始めたが、総事業費が22兆2000億ウォンと当初予想より8兆ウォン多くかかり、雇用は期待されて
いた96万の1%だけだったと明らかにした。
ルモンドはまた、4大河川事業で建設した16ヶ所の堤のうち15ヶ所が不良工事によって崩壊したり、破壊する危険に置か
れていると報道した。それだけでなく堤が流速を下げて酸素濃度を落とした結果水質が悪化し、特に洛東江(ナクトンガン)
では緑藻が拡大し始めたと指摘した。
ルモンドはまた、検察の4大河川事業入札談合調査と調査評価委員長に任命された、チャン・スンピル前ソウル大都市
工学科教授が今月12日辞任したことを例にあげて、腐敗が問題になったと報道した。
この他にもルモンドは、李前大統領が現代建設の社長を務めていた経歴を根拠に、政府が4大河川事業を始めたのは
自然災害防止や水資源管理ではなく、建設業界の復興のためだったとの疑惑にも言及した。
ルモンドは4大河川事業の失敗が、タイやアルジェリア、パラグアイなどにこの事業を輸出しようしている韓国企業にも
威嚇要素になっていると伝えた。