ウクライナの武器輸出懸念=中国向け、日本の安保に直結
【キエフ時事】岸田文雄外相は26日のコジャラ・ウクライナ外相との会談で、ソ連の軍需産業を受け継いだウクライナから
中国への武器輸出に懸念を伝える見通しだ。
中国の海洋進出で東アジアの安全保障が揺らぐ中、看過できない問題としてウクライナ側の理解を得たい考え。
中国では2012年、初の空母「遼寧」が就航。これはウクライナから旧ソ連製空母「ワリャーグ」を購入・改修したものだ。
中国は艦載機の発着訓練を進めているが、こうした空母関連技術やノウハウもウクライナから入手した、
と専門家の間で指摘される。
ロシアは対中警戒感に加え、中国がロシア製兵器を模倣生産する恐れから、軍事技術の移転に二の足を踏む。
そこで中国は、ウクライナに注目。遼寧の艦載機「殲15」は、ロシアのスホイ33戦闘機のプロトタイプ(試作機)を
ウクライナから購入してコピーした。
他にも中国は最近、ソ連が開発した世界最大のホーバークラフト式揚陸艦「ズーブル」をウクライナから購入。
南シナ海や東シナ海での島しょ上陸作戦が念頭にあるとの見方も浮上している。
沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船の動きが活発になる中、ウクライナの武器輸出は日本の安全保障と無縁ではない。
(2013/08/26-14:47)
ウクライナが中国に輸出したホーバークラフト式揚陸艦「ズーブル」の同型艦=2001年5月、
ロシア・サンクトペテルブルク(EPA=時事)
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0130826at20_t.jpg http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013082600431 ( ´∀`) これ、いいなー 来年の夏は大洗海岸に導入しないかな
(*`_っ´) いいべ、もう、水着のねーちゃんの視線釘付け