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累積損失34兆、外平基金に手を加える 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013082608070543042 企画財政部と韓国銀行は、外国為替平衡基金(外平基金)運用損失を減らす案を用意して、秋の定期国会に
提出する。最も有力な案は預置金利の引き上げだ。外平基金は為替レート防御のために運用する'実弾'で、資産
規模は約114兆ウォンに達する。
財政部関係者は26日"外平基金運用損失を減らすために、韓銀と代案を模索している"として、"秋の定期国会
会期中に代案を確定して報告する計画"と明らかにした。
外平基金運用は構造的に損失が伴う。高金利の国債を発行して韓国ウォンを調達し、金利が低いドルに変えて
資産を運用するためだ。財政部はこのように作った基金を韓銀に任せて利子を受け取り、必要に応じて使う。
2007年はマイナス0.26%だった運用金利と支給金利の格差は、毎年拡大する傾向だ。2011年には3.24%まで
広がった金利差は昨年3.08%で小幅減ったが、依然として3%以上の高い金利差が維持されている。2012年まで
外平基金の運用で発生した累積純損失は34兆3961億ウォンに達する。
最近数年間に金利差が大幅に拡大したのは、預置金利の基準になる米国債金利の下落が続いていたためだ。
2011年の外平債預置金利は1.66%で、現在まで金利水準に大きn変化がない状態だ。政府と韓銀は今年2月に
米国債金利中心の預置金利算定方式を修正して、国家機関債収益率を考慮することにしたが、金利差拡大の
流れに対する根本的な処方にならなかった。
昨年は金利差(5兆8644億ウォン)だけでなくウォン高にともなう評価損失(5兆9544億ウォン)が増したため、損失
規模が大幅に拡大した。民主党チョン・ソンホ議員は"2012年の外平基金当期純損失が12兆3079億ウォンに
達する"として、"2011年の損失規模が3兆3000億ウォンだったことと比較して、1年で赤字が9兆ウォン以上増えた"
と強調した。
財政部はこれに対して"為替レート変数を除けば、昨年の損失規模は平年水準と大きく異ならなかった"として、
"損失を減らす案を積極的に模索しているが、為替レート防御で輸出と金融市場を守るという点を考慮すれば、
外平基金を'外国為替国防費'の一環として理解する必要もある"と付け加えた。