現代・起亜車ストライキに乗じ、米国州政府の投資誘致戦過熱 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/08/22/2013082202924.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201308/22/2013082202757_0.jpg 現代自動車蔚山第1工場社員が特別勤務拒否で作業を止めて退勤準備をしているところ。/朝鮮日報DB
現代・起亜車労組がストライキ手順に入っているさなか、米国へ工場を誘致しようとする州政府のロビー戦が熾烈
になっている。蔚山(ウルサン)など国内工場よりも時間あたり生産性が高い点を訴えて、アラバマやジョージアなど
に追加投資を誘導しようとする戦略だ。
22日自動車業界によれば、ネイサン・ディール ジョージア州知事は韓国を非公式に訪問して、21日チョン・モング
現代車グループ会長と会っていたことが分かった。この席で新工長増設と関連した議論もあったと伝えられた。
現代車グループは2005年にアラバマ州都モンゴメリーに現代車工場を建設したのに続き、2009年にはジョージア州
ウェストポイントに起亜車工場を設立した。アラバマ工場は今年上半期の稼動率が110.5%、ジョージア工場は108.4%に
達した。
すでに設備能力限界以上で自動車を生産しているだけに、米国地方政府では工場を増設することをしつこく要請
してきた。
今回ジョージア州知事が直接韓国を訪問してチョン会長に会っただけに、米国内追加投資に速度がつくこともある
という観測だ。ロバート・ベントレー アラバマ州知事も、年内にチョン会長との会談を推進中だと伝えられた。
チョン・チンハ現代車社長は、22日にソウル プラザホテルで開かれた国土交通部主催による、'自動車および部品
業界CEO懇談会'に出席した際、"ジョージア州政府側から追加投資と関連した要請が続いている"と話した。
特に業界では、最近現代・起亜車労組が部分ストライキに入ったために、海外工場設立の名分がより高まっている
という点に注目している。
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