ユン・サンジク長官"12〜14日が最悪電力難憂慮"、全国民に節電呼び掛け 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/08/11/2013081100734.html ユン・サンジク産業通商資源部長官は11日、"12日から14日まで最悪の電力難になりかねない"と憂慮した。
ユン長官はまた、すでに施行中である政府の電力需給対策だけでは電力難に対応しにくいこともあるとして、
国民により積極的に節電に参加することを訴えた。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201308/11/2013081100719_0.jpg ▲ユン・サンジク産業通商資源部長官が、ソウル三成洞(サムソンドン)韓国電力本社非常需給対策状況室で
開催した'非常電力需給対策会議'で、関係機関長の報告を聞いている。 /産業部提供
ユン長官はこの日、ソウル三成洞(サムソンドン)にある韓国電力公社非常需給対策状況室で、電力需給
関係機関長を緊急招集して非常電力需給対策会議を開催した。
ユン長官は冒頭発言で、"月曜日(12日)から水曜日までの3日間、蒸し暑さにより電力需要が急増して電力
需給に大きな困難が生じると予想される"として、"電力難を克服するために電力当局が努力しているが、容易
ではない状況が続くだろう"と憂慮した。ユン長官は続けて"5月に政府が非常電力需給対策を用意して、現在
施行中だが、このような常時対策だけでは電力難を勝ち抜きにくいこともある"として、"政府と電力関係機関の
両方が、3日間続く電力難を克服するために最善を尽くさなければならない"と強調した。
ユン長官は特に、電力需給対応のためには供給の側面より需要管理がより重要だと強調した。ユン長官は
"今電力を少しでもさらに絞り出すために全機関が努力しているが、電力の需要縮小が一層重要なカギになる
だろう"として、"当初計画よりさらに多く節電に参加して需要を減らさなければならない"と指摘した。ユン長官は
"エネルギー管理公団を中心に公共機関などの節電を誘導して、徹底的に需要管理に立ち向かう一方、各発電
会社は出力を最大限に高め、故障で発電所の稼動が中断されないように最善を尽くしてほしい"と頼んだ。
一方、政府の非常電力需給対策会議が開かれる前夜、韓国東西発電系列の一山熱併合発電所でガスター
ビンの一部が故障を起こして、この発電所の稼動が中断した。韓国東西発電によれば一山熱併合発電所の
ガスタービン3号機が前夜午後9時20分ごろに突然稼動を停止して、整備を受けていると確認された。韓国東西
発電関係者は"11日までに整備を完了して、まもなく再稼働出来るように最善を尽くす"と話したが、最悪の電力
難が予告された状況で、突然に重要な火力発電設備が故障を起こしたことかた、電力供給に支障をきたすこと
にならないかと憂慮が高まっている。