カード顧客の72.9%が最近1年間に分割払い利用、低所得層の分割払い使用多い 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013072217000018062 カード分割払いサービス利用が着実に増加していて、特に低所得層の分割払い使用が多いという研究
結果が出た。
22日ハナ金融経営研究所が発表した、'国内家計のクレジットカード分割払い利用特性と示唆する点'に
対する報告書によれば、国内クレジットカード利用顧客の72.9%が、最近1年以内に分割払いサービスを
使っていることが分かった。また、35%は毎月1回以上分割払い決済をしていると調査された。
今回の報告書は全国成人男女1530人を対象に、アンケート調査を実施して作成された。
分割払いを利用する頻度は高所得層が高いが、総カード使用額に対する分割払い利用比率は所得1億
ウォン以上高所得者は46%であったのに対し、3千万ウォン未満家計は65%で、所得により差があることが
明らかになった。
10万ウォン以下の小額決済金額でも分割払いで決済するという回答は、低所得グループは25%、中高
所得グループ19〜20%と調査された。食料品・医療費・外食・燃料費など、生活費支出項目を分割払いで
決済するという回答比率は、低所得グループでは8〜13%、高所得グループは0〜4%で現れた。
オ・ヨンソン ハナ金融研究所首席研究員は。"カード会社が顧客底辺拡大のために食料品、外食、通信
費などで分割払いサービス範囲を増やしているため、庶民家計の分割払い依存度が高まった"と指摘した。
特に低所得グループの45.7%は、無利子分割払いサービスが中断されても支出規模を減らすことができ
ないので、利子を負担しても分割払いサービスの利用を続けると答えた。これに対してオ研究員は"所得
水準が低い集団で分割払い依存度が高く、分割払いサービスを中断すれば支出に直接的な影響を受ける
可能性が高い"と話した。