【誰もがマリちゃんを忘れちゃいけない】海江田民主党等研究第228弾【我が党の代表を忘れちゃいけない】

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881魚雷ガール ◆OVERxseZCg
水鉄砲 「自民党と教科書検定」
http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=256100

安倍首相が4月の国会で「教育基本法の精神が教科書検定基準に生かされていない」と答弁した
のを受けて、自民党議員団が教科書会社の社長や編集責任者を集めてその問題をただした。

▼出版労連などは「圧力」と抗議したが、自民党側は「圧力ではない」と突っぱねた。安倍首相は
第1次内閣の時に教育基本法を改定し、今回の内閣では教育再生を最重要課題と位置付け、
さまざまな政策に取り組んでいる。その一つが教科書検定の見直しである。

▼教科書会社とのやりとりの後、党の部会は教科書の内容について「国が規定する」方針であり、
歴史教科書で取り上げる人物や事件は文科省が事前に決め、それに基づいた教科書にする
つもりだといっている。

▼驚いた。これは事実上、国定教科書の復活ではないか。「確定した学説以外は記述しない」
方針だともいうが、その主張も理解し難い。最近の学説では、聖徳太子や足利尊氏の肖像画
でさえ別人の疑いがあるという。それらの説に合理的な裏付けがあるとすれば「確定した学説」は
誰が決めるのか。

▼あれも駄目、これも駄目といい始めると、歴史教科書には表面的なことしか書けなくなる。内容も
浅くなり、子どもたちに歴史に興味を持たせることにも逆行する。

▼国家が教科の内容にまで口を挟むと、ろくなことにならない。それは戦前の教育が証明して
いる。再生をいうのなら、その歴史に学ぶことから始めたらどうか。(翠)