セシウム検出、コメ出荷弾力運用 13年産で政府
東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムが検出されたコメ生産地の出荷制限を、
政府が2013年産から弾力的に運用することが8日、分かった。
従来は1カ所でも基準値を超えれば市町村単位などで出荷を止めるのが原則だったが、
複数地点の検査で汚染の範囲を調べ、限定的な場合は制限を見送るよう改めた。
基準値を超えた12年産米は福島県の16農家と宮城県の1農家で見つかった。
市町村単位で見ると、複数の農家から汚染米が見つかるケースは少なく、
すぐに制限の網をかけるのは実態に合わないとの理由だ。
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070801001760.html