現代起亜米国販売に赤信号、上半期マイナス成長 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/07/03/2013070302086.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201307/03/2013070301955_0.jpg 上半期に米国自動車市場が8%成長したなかで、現代・起亜車の販売量は逆に1%減ったと集計された。昨年
上半期8.9%あった市場シェアは8.2%まで落ちた。
3日米国自動車専門紙オートモーティブニュースが集計した6月自動車販売動向によれば、上半期米国自動
車市場は昨年より8%成長した782万966台規模だったと集計された。米国の消費者が予想より景気が悪くないと
感じていて、自動車購入を増やしているためだ。
主な自動車企業の実績も好調を見せた。米国市場1位のフォードが14%成長したのをはじめとして、シボレーが
6%、ダッジが22%成長するなど米国企業は販売好調を継続した。米国ブランドの全販売量は昨年より10%増えた
ことが分かった。ヨーロッパ業者の場合、フォルクスワーゲンの販売が0.9%減ったが、ベンツ(10%)とBMW(11%)、
アウディ(14%)、ポルシェ(30%)といった高級ブランドの販売は大きく増え、全体では6%成長した。
現代・起亜車と直接的な競争を広げる日本企業は、成長の勢いがますますはやくなって注目をあびている。
第1四半期には、トヨタとホンダ、日産の成長率が、それぞれ8%と5%、-2%を記録して、日本ブランド全体の成長
率は5%に終わった。しかし円安効果を本格的に活用し始めた第2四半期は販売が増えて、トヨタ、ホンダ、日産は
上半期、それぞれ6%と7%、9%成長したことが分かった。全体的な成長率も7%に跳ね上がった。5月に米国で7車種
の価格を最大4400ドルまで引き下げた日産は6月だけで16%成長して、落としていた市場シェアを一気に回復した。
スバルも上半期25%を成長して強気を見せた。
しかし、昨年まで高成長を謳歌していた現代・起亜車は成長の勢いが止まった。現代車は6月まで米国市場で
昨年より1%増えた36万10台を販売したが、市場シェアは4.9%から4.6%に落ちた。起亜車は逆成長を見せた。起亜
車は上半期米国市場で昨年より4%減った27万7351台を販売し、市場シェアは4%から3.5%に0.5%p落ちた。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201307/03/2013070301955_1.jpg 現代起亜の米国市場シェア
(1/2) つづきます
>>336 つづきです
現代・起亜車の米国販売が減ったのは、昼間連続2交代制施行と週末特別勤務が取りやめになった生産不足
が最大の原因とされる。上半期に米国で販売された現代・起亜車のうち、国内生産分は昨年より4000台ほど
減ったと推算される。しかし上半期全体での販売減少分は7000台あまりに達していて、生産不足の他に色々な
要因が複合的に影響を及ぼしているという指摘も出ている。
チョ・チョル産業研究院主力産業チーム長は、"円安の影響が現代・起亜車販売に本格的に影響を及ぼし
始めたようだ"として、"為替レート変動が価格変動につながるには相当な時間がかかるが、日本企業は最近
価格を下げてもかまわないという自信が生じて価格攻勢を広げている"と話した。彼は続けて"昨年現代・起亜車の
各種品質指数が急激に落ちたことも、販売下落の要因と見られる"として、"品質に対する評価は販売に直接的
な影響を及ぼす"と付け加えた。
(2/2) 以上です