こんにちは。昨日から目を付けていた記事なのですが先送りしていました。
次期戦闘機の入札も不調だったようなので、この機会に翻訳投下します。
最新鋭潜水艦'孫元一艦'、3年経っても'修理中' 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013062811165390095 国税3500億ウォンで導入した海軍の最新鋭張保皐(チャン・ボゴ)級II(214級・1800t級)潜水艦が3年以上昼寝を
している。国内に導入されて8年が過ぎたが、この期間の3分の1以上を整備だけに費やしている。
28日軍関係者によれば、孫元一艦はドイツのハデベ(HDW)社が設計し現代重工業が建造した潜水艦で、
2006年に海軍に引き渡された。孫元一艦は作戦に投入されてから4年経った2010年4月に大きな欠陥が発見
されて作戦から外された。欠陥は他でもない騒音。潜水艦は任務の特性上海中で騒音が発生すれば作戦
自体が不可能だが、潜航が困難なほど大きい騒音が発生したのだ。
これに対し海軍水中艦艇部処は、輸入元のドイツがら技術陣を呼んで胴体を分解するなど原因糾明に乗り
出したが、正確な理由を明らかにすることができなかった。結局海軍は翌年12月に、輸入会社であるドイツ
HDW社に送って整備を任せた。孫元一艦は8ヶ月かけて問題が発生した推進電動機の整備を終え、来月初め
に韓国に帰ってくる計画だ。しかし今年末までは作戦配置が事実上難しい。欠陥の再発リスクを点検するため
に試験評価をしなければならないためだ。
整備費用も心配だ。ドイツHDWが整備費用として約180億ウォンを請求してくると軍当局は予想している。この
費用支払いに対して、利害関係者は互いに責任がないと押し付けあいをしている。孫元一艦を建造した現代
重工業側は、"品質保証期間の1年を越えているので責任がない"として言い逃れをしている。また、孫元一艦
建造を契約した防衛事業庁も、"契約上問題がない"という立場だ。
設計を担当したドイツHDW社も推進電動機を納品したドイツジーメンス社の立場も別段違わない。結局孫元一
艦の整備費用は海軍が抱え込むことになりそうだ。海軍はひとまず国防予算である戦力運営費から充当する
ために防衛事業庁と別途契約を結んだが、潜水艦をまともに作戦に投じることもできないまま、お金を失うこと
になった。
(1/2) つづきます