【自公で過半数】安倍自民党研究第35弾【民主も入れて2/3】

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476日出づる処の名無し
鳩山由紀夫の表情や話し方を子細に観察すると、三種類の由紀夫が存在することが分かる。

この三種類の由紀夫は、声の大きさ、抑揚、テンポ、目の動き、身振り手振り
などがまったく異なっている。

第一の由紀夫は「説く由紀夫」。
選挙演説、国会質問、民主党のCM、報道ステーション出演時などがこれ。
声は大きく、抑揚ははっきりしていて、テンポも緩急がある。語りかける
相手の顔をしっかり見ながら身振り手振りを織り交ぜて話すので、あたかも
思いを込めて語っているように見えるが、心の中を占めているのは「自分の思い」
ではなくあくまで「聴衆の反応」。

第二の由紀夫は「探る由紀夫」。
民主党幹部、地方組織幹部、労組幹部を相手に内輪の会話をするときの由紀夫がこれ。
声はヒソヒソ、抑揚小さめ、テンポは速め。相手の思惑を一瞬たりとも見逃すまいと
相手の目の動きを真剣に追う。「説く由紀夫」より顔がうつむき加減になり、
そのぶん上目遣いになるのが特徴。心の中を占めているのは警戒心と猜疑心。
選挙速報の中継カメラの切替タイミングがズレた時などにチラリと見ることができる。

そして、第三の由紀夫。
第三の由紀夫は中国政府要人との会談や中国のテレビ出演、あるいは国内で中国関連の
話題に触れるときに顕著に顔を覗かせる。目の焦点は虚ろに中空を漂い、まるで
あらかじめ用意された原稿を口と喉の筋肉が勝手に読んでいるような単調な話し方になる。
これはマインドコントロールとは少し違う。マインドコントロールされて話す場合、
オウム信者のようにむしろ熱がこもる。ところが第三の由紀夫には熱が感じられない。
感じられるのは、畏れ、緊張、恐怖心。銃やナイフを突きつけられて脅されている
人質が電話口で話すときも、視線が中空を漂い、声は平板になるものだ。
第三の由紀夫は「怯える由紀夫」なんだよ。

説く由紀夫、探る由紀夫、怯える由紀夫。3人の由紀夫が常にせめぎ合っているのが
鳩山由紀夫システム。彼が繰り出す「言っていない」は三人の由紀夫のせめぎ合いが
生んだジレンマなんだよ。レスは「マギでか(;´Д`)」で頼む。