建設労組5万人、27日から無期限ストライキ予告。工事現場1200ヶ所が停止のおそれ 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/06/25/2013062502615.html 民主労組所属全国建設労働者が、27日から無期限ゼネストに突入する。
今回のストライキにより、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック競技場工事など国策事業現場をはじめとして、
全国1200ヶ所あまりの主な建設現場でも、工事の支障が避けられない展望だ。
民主労組全国建設労働組合と全国プラント建設労働組合は27日午後1時、ソウル市庁前のソウル広場で
組合員5万人が参加する集会を開いて、労組要求案が受容されるまで無期限ストライキに入ると25日明らか
にした。
建設労組はこの日声明を出して、"続いた建設景気沈滞によって1ヶ月に15日しか仕事が出来ないのに、未
払いの深刻性は度を越している"として、"適正賃金保障、未払い防止のための賃金・賃貸料支給確認制度を
直ちに法制化しなければならない"として、労組要求案を公開した。
要求事項は▲特殊雇用労働者産業災害保険適用▲建設現場透明化▲複数労組統一化制度廃止▲未払い
賃金解決ための賃金・賃貸料支給確認制度法制化▲退職共済制度および共済掛け金現実化などのべ11項目
に達する。
建設労組が明らかにしたストライキ対象となる主な事業地は、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、2015年
世界ユニバーシアード大会、世宗(セジョン)市など、主に地方自治体や、韓国土地住宅公社(LH)のような傘下
公共機関が発注した事業区域だ。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201306/25/2013062502508_0.jpg クァク・ミンヒ国土交通部建設人員企財課長は、"現在は労組要求案の内容を担当部署ごとに検討している"
として、"建設業界の問題と困難がないのかよく検討して、事態が円満に終わるように努力する"と話した。
このほか、全国プラント労働組合も7月からゼネスト闘争に参加する計画だ。