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バーナンキ ショックで株式・債券・外為、2日目もトリプル安 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/06/21/2013062100960.html 米国連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小の時期を具体的に示した影響で、株価、韓国ウォンの価値、
債券価格が同時に急落する‘トリプル安’が2日目になっても続いている。
21日ソウル外国為替市場でウォン為替レートは午前9時44分現在、前日より12.9ウォン安い1ドル1158.6ウォン
を記録中だ。取引時間中としては、昨年6月27日(1ドル1158.8ウォン)以来およそ1年ぶりのウォン安になった。
前日に14.9ウォン安い1ドル1145.7ウォンで取引を終えたのに続いて、2日目も急落傾向が続く様相だ。
チョン・スンジ三星先物研究員は、“バーナンキFRB議長発言の影響により、前日に続いて株式、外為、債券
価格がいずれも劣勢を見せている”として、“ただし、輸出業者のドル売り物量が流入しているために、値下がり
幅は次第に縮小するだろう”と見通した。
株価は3日連続で急落傾向だ。ソウル証券市場でコスピ指数は、前日より44.09ポイント(2.38%)下がった1806.4
を記録中だ。外国人投資家は600億ウォンを超える売り越し傾向を見せて、12取引日連続で売り越しを継続して
いる。この期間の外国人の売り越し規模は4兆6000億ウォンに達する。
業種別では、鉄鋼金属業種が3%近く下落したほか、医薬品、電機電子、化学業、証券業、製造業、非金属鉱物
業種も2%以上値下がりしている。時価総額1位の三星電子(005930) (1,322,000ウォン▼ 7,000 -0.53%)を含め、
時価総額上位株の大多数が下落傾向を見せている。
イ・ヨンゴン、ハナ大韓投資証券研究員は“バーナンキFRB議長が出口戦略時期に言及したことから、国内証券
市場が短期的に悪影響を受けている”として、“しかし長期的に見るならば、米国景気が良くなっているという信号
なので、国内でも恩恵を見ることになるだろう”と話した。
債券金利も2日続けて急騰中だ。金融投資協会によれば国債市場の代表金利である3年満期国債金利は、前日
より5bp(1bp=0.01%)上がった年2.99%を記録、3%突破を目前にしている。5年物と10年物も、それぞれ7bpと10bp上昇
した、年3.22%、3.49%で取り引きされている。20年物と30年物は、それぞれ9bpと5bp上がった、年3.63%と3.70%だ。