こんばんは。重複がありますが。
政府、'低成長憂慮'に言及し続ける背景は 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/06/11/2013061102365.html 輸出など一部の経済指標が回復の兆しを見せているが、政府は低成長基調の長期化を憂慮するなど用心
深い立場だ。追加補正予算編成、不動産対策、基準金利引き下げなど相次いで経済活性化措置が取られたが、
まだその効果が見られず、対外的には米国の量的緩和縮小あるいは早期終了の可能性が対外変数に浮上
しているためだ。
企画財政部は今月末に発表する下半期経済政策方針で、今年の成長率展望を各種政策効果を勘案して2%
中後半へ上方修正すると発表されたが、これは依然として潜在成長率(3%台中後半)を下回る水準だ。こうした
状況であるために、政府は低成長固定化の輪を切るという強い意志を見せている。
◆ヒョン・オソク"第1四半期成長率反騰しても上昇力弱い"
ヒョン・オソク経済副総理兼企画財政部長官は11日午前、'経済・人文社会研究機関との懇談会'で"第1四半期
成長率はやや反騰したが、回復モメンタムが弱い"として、"史上類例がない低成長の流れが持続している"と
話した。今年第1四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.8%増加にとどまり、8四半期連続で1%未満の成長率が
続いていることに対する診断だ。
企財部がこの日午前発表した、'最近経済動向(グリーンブック)' 6月号の景気診断も同様だった。グリーンブック
は輸出と建設投資が増加しているが、ヨーロッパ経済回復遅延、主要国の量的緩和リスクなどで、消費・設備
投資が振るわず、低成長傾向が続く可能性があると見通した。チェ・サンモク企財部経済政策局長は"輸出は
回復傾向を見せているがまだ力が微弱で、産業活動動向も4月に上昇したが充分なものではない"として、"回復
傾向は予想どおりだが、分野によって様相が異なる"と説明した。
4月の鉱工業生産は前月より0.8%増加して4ヶ月ぶりに増えたが、小売販売は0.5%減って1ヶ月ぶりに減少傾向に
戻った。設備投資は前月比で4%、前年同期比比では12.4%の急減するなど、指標はまちまちだった。
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>>238 つづきです
イ・ヒョンイル企財部経済分析課長は"上半期指標が発表される7月になれば、明確な景気判断が出てくるだろう"
として、"まだ(判断を下すには)用心深い"と話した。円安は停滞しているが、米国が金融危機後数年間続けてきた
量的緩和を縮小したり早期終了するだろうという展望も、景気判断を躊躇わせる対外変数に挙げた。企財部は
上半期の指標を確認する前に‘下半期経済政策方針’を完成しなければならないだけに、現時点での景気判断に
対する悩みも大きいと伝えられた。
◆低成長憂慮を見せ続ける政府。専門家“無理せず3%成長率達成すれば肯定的”
企財部は4月から、グリーンブックの政策提言の部分に'低成長'に対する憂慮の文面を挿入している。4月と,5月
には、'低成長基調が持続している'としたほか、6月には'低成長傾向が続く可能性が今なお残っている'と言及した。
企財部関係者は"前期比0%台の成長率が持続する状況を克服しなければならないという意味"として、"低成長を
受け入れるという意味ではない"と話した。ヒョン副総理もこの日の懇談会で、"政策パッケージ効果を可視化しな
がら、低成長の流れを切るのに政策力をつくすだろう"と強調した。
政府は低成長の輪を切るために、今年のはじめから追加補正予算編成をはじめとして、4.1不動産対策、投資
活性化対策、ベンチャー活性化対策、雇用ロードマップなど相次いで政策を発表した。政策効果は7〜8月から
現れるだろうという展望が多いが、今後低成長傾向を脱出するほど経済が反騰するかは未知数だ。政府は今年
成長率が2%中後半を見せて、来年には4%水準まで高くなりえると予想している。
キム・ソンテ韓国開発研究院(KDI)研究委員は、"我が国が先進国に近づいているため、景気の劇的な反騰を
期待することは難しい"として、"無理せずに通常3%台の成長率を達成できるならば良いこと"と話した。イム・
ヒジョン現代経済研究院経済動向分析室長は"今年2%中後半という数字自体が低いもの"として、"前期比で
1%未満の成長率が続くのならば、潜在成長率を下回る成長率が持続するほかはない"と話した。
専門家は、政府の政策効果が緩やかに維持されるには金融側での支援が必要だと見た。イム室長は"韓国
銀行の総額限度貸し出しを通じて、必要なところにお金が流れて行けるようにするなど、追加で大きな政策を
実施するよりも、既存の政策を活用したほうが良い"と話した。
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