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朴政府、仁川空港株売却白紙化 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/06/04/2013060403007.html 李明博政府時に推進したが、与野党政界反発で霧散
産銀民営化も苦悩中
政府が仁川(インチョン)空港公社の民営化計画を白紙化する方針であることが確認された。政府高位関係者
は4日、"部署間協議の結果、昨年政府が法案を出して国会で廃棄された仁川空港公社株売却案を再推進する
ことが、現政権では望ましくないということに共感を成し遂げた"として、"事実上保有株売却計画が白紙化された
と見ても差し支えない"と話した。
政府は昨年6月、仁川空港公社株49%を民間に売却する内容の仁川空港公社法改正案を国会に提出したが、
与野党政界の反発でこれを通過させることができず、法改正案が廃棄されている。
仁川空港公社株売却は、李明博政府が推進した公企業先進化方案の代表プロジェクトの一つだったが、民主
統合党はもちろんセヌリ党内からも、"まともで営業が上手くいっている公企業をなぜ民間に売るのか"と反発が
激しかった。
民主統合党パク・チウォン元院内代表はこの問題と関連して昨年6月、"任期6ヶ月を残した政府が最後まで
国の財政を食いつぶして行こうとするのは有り得ないこと"と話したこともあった。
企画財政部は昨年まで、"激しい国際競争に生き残ろうとするなら、先制的に株を売却して基盤施設投資に出な
ければならない"という論理で民営化を推進した。しかし新政府が樹立して、産業銀行・企業銀行のように過去に
政府が民営化を推進した公企業の売却方針が相次いで再検討されたことから、仁川空港株売却も白紙化された。
政府は産業銀行と企業銀行の民営化に対しては、6月末に予定された政策金融機関改編TF(タスクフォース)
での議論が終えられ次第、決定された立場を出すという立場だと伝えられた。別の政府高位関係者は"現在では
産業銀行民営化案も白紙化される可能性が高いが、保有株の一部を売って財政を補強し、政策金融機関改編に
使おうという少数意見もあって、最終結論まではもう少し待たなければならない"と話した。