【政治経済】平成床屋談義 町の噂その530

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468日出づる処の名無し
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/04/17/korekiyo-40/

【東田剛】エグ過ぎるTPP日米合意
投稿日:2013/04/17 作成者: taniguchi
FROM 東田剛(中野剛史の偽名)

?????????????????????
●月刊三橋4月号のテーマは「TPP徹底解説」。
⇒ http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_1980/index.php
これほどの「不平等条約」を突きつけられても、「TPP加入はマスト」と言えるのか。

TPPの事前協議の日米合意について、USTR(米国通商代表部)による報告が凄まじいです。

<全文仮訳>
http://www.yamabiko2000.com/modules/wordpress/index.php?p=330
まず、米国の自動車関税の撤廃延期を巡る合意は、米韓FTA以上に米国に有利だとしています。
日本は、韓国よりも譲歩しちゃったんですね。
また、日本は簡単な審査で外国車の販売を認める台数を年間5000台に増やすことになりました。
「自動車の数値目標は受け入れない」という、安倍総理が守ると約束した自民党の6条件の一つが、もう破られました。
では、自動車で米国に譲歩した代わりに、日本は何を得たのでしょう。
農業の保護でしょうか。
違いますね。
日本が得たものは、TPP交渉参加です。つまり、本交渉でもっと米国に獲られるために、自動車で譲歩したというわけです。
農業などを守りたければ、本交渉で頑張るしかありません。
しかし、USTRは、日本側が、現在の交渉参加国がすでに交渉した基準を受け入れると言明したとも報告しています。
交渉の余地は、ほとんどないのです。

しかも、それだけでは許してもらえませんでした。
なんと、TPPとは別に、日米間で非関税障壁を協議する場が新たに設けられることとなったのです。
その非関税障壁とは、保険分野、投資のルール、知的財産権、政府調達、競争政策、宅配便、食品の安全基準、自動車の規制・諸基準やエコカー支援や流通などです。
仮に日本がTPP交渉不参加となった、あるいは交渉で日本の主張を通せたという奇跡が起きても、米国は、別途、タイマンで日本に圧力をかけることができるのです。
これはエグ過ぎますね。