チャイナ マネーが1年で3兆急増、"戦略的対応必要" 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013033117033943021 昨年末までに我が国に入ってきた'チャイナ マネー(China Money・中国系資金)'が、1年で3兆ウォン増えた
18兆ウォン規模という研究結果が出た。金融リスク最小化と技術保護対策が用意されなければならないという
指摘だ。
現代経済研究院ハン・ジェジン研究委員・イ・ブヒョン首席研究委員は31日、'チャイナ マネーが押し寄せる'
報告書で、"昨年末現在で国内に流入したチャイナ マネー総額は18兆2540億ウォンと推定される"と明らかに
した。国内総生産(GDP・1272兆5000億ウォン)の1.4%規模に相当して、1年間でおよそ3兆ウォン増えたことが
分かった
昨年末までに国内株式市場に流入したチャイナマネーは6兆1520億ウォンと集計された。これは1年前の3兆
8240億ウォンより1.6倍増えている。昨年末現在の債権市場の投資残額は10兆7920億ウォンで、前年より560億
ウォン増加した。不動産市場に流入したチャイナマネーは1兆3100億ウォンで、2011年より32%増えた。
チャイナ マネーの国内流入は、一層加速するものと見られる。中国では最近、国家および機関投資家にだけ
許容してきた海外金融市場投資を、個人にも拡大したためだ。
これについてハン研究委員は"チャイナ マネーが、金融・エネルギー・原材料分野に投資する傾向がある"と
分析して、"チャイナ マネー投資を誘導して、景気活性化・雇用創出に活用する"と強調した。ハン首席研究
委員は、"チャイナ マネーの金融市場への輸出入増加で発生しうる金融リスクを最小化しなければならない"と
して、"企業は経営権防御戦略を構築して技術保護対策を用意するなど、防御戦略をたてなければならない"と
明らかにした。