輸出入銀"第2四半期輸出増加率5%"、企業展望多少改善 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/31/2013033100189.html 韓国輸出入銀行海外経済研究所は、今年第2四半期に国内企業の輸出が前年同期より約5%増えるのに
終わると予想した。
輸出入銀行海外経済研究所は独自の調査で、第2四半期の輸出先行指数は127.3を記録して、昨年第2
四半期の125.4より1.5%増えたと31日明らかにした。今年第1四半期の126.1よりは1%増加した。輸出先行指数は
我が国の主な輸出対象国の景気と輸出単価、価格競争力、産業別輸出展望など、輸出に影響を及ぼす変数
を総合して、輸出増減程度を予測した指標だ。
輸出先行指数は今年第1四半期から第2四半期へ、ゆるやかな上昇を続けた。しかし2〜3年前には四半期
輸出増加率が前年同期比2桁を記録していたことと比較すると、依然として低い水準だ。
イ・ジェウ海外経済研究所専任研究員は、“中国など開発途上国の景気回復速度が低いが、米国の失業率
など景気指標が良くなり、日本の積極的な景気浮揚政策で輸出景気回復が予想される”として、“第2四半期
輸出は前年同期比で5%前後増えるだろう”と予想した。
今年第1四半期に企業が体感する輸出業界状況は、昨年末より小幅改善した。輸出入銀行が3月3日から
半月の間に、大企業136社、中小企業315社の合計451社を対象に質問調査した結果、第1四半期の輸出業界
状況評価指数は89で、昨年第4四半期の87より多少改善された。しかし2012年第1四半期(95)と比較すると、
依然として低い水準だ。輸出業況評価指数は、輸出業況に対する企業の全般的な評価を指数化したものだ。
産業別では、自動車・機械類・プラントの業況が昨年第4四半期より悪化したが、石油化学・電気電子・金属・
繊維類産業は評価指数が多少回復した。
イ専任研究員は“ウォン高が落ち着いて輸出単価は良くなったが、原油価格など原材料価格が上昇したため
製品原価上昇圧力が大きくなった”と話した。
第2四半期の輸出業況展望指数は110で、第1四半期の93から大きく上がった。これは昨年第2四半期(112)
以来最も高い数値だ。特に輸出物量展望指数が117で、第1四半期99から大幅に上がった。イ専任研究員は
“主要国が景気浮揚策を実施して、輸出物量が増えると期待する企業が多くなった”と話した。