'毎日爆発'、後進国型安全事故に産業競争力急落 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/25/2013032501698.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/25/2013032501458_0.jpg 今年に入ってから産業現場で安全不感症による安全事故が相次いでいる。昨年には慶北(キョンブク)亀尾
(クミ)国家産業団地化学製品製造工場で発生した爆発により、有毒ガスが工業団地を覆っている。
今月14日、全南(チョンナム)麗水(ヨス)国家産業団地にある大林(テリム)産業の化学工場で17人の死傷者
を出した爆発事故は、安全不感症が呼んだ典型的な‘後進国型事故’だという評価を受けている。大林産業は
下請け業者社員を投じて、安全規則遵守を守らずに延長勤務を押し切った。1989年の建設から24年も過ぎた
古い設備で昨年も同様の事故が発生したが、適切な修繕や交換もなされないまま稼動を続けていた。人件費を
減らし工事期間を短縮するため、下請け業者が孫受け業者に作業を任せたが、大林産業はそれを知りながら
放置していた。このような人災が重なって大規模惨事になったのだ。
今年に入り、産業現場で大小の事故が続いている。特に半導体・化学工場など主要な産業施設で発生した
安全事故だけでも9件に達する。
ほとんどの事故は、三星電子、LGシルトロン、SKハイニックスなど有名なグローバル企業で起きた。人的・
物的被害も大きいが、グローバル企業で起きた‘後進国型事故’は、対外信任度悪化につながりかねない。
シン・ミンヨンLG経済研究院室長は、“対外的には‘グローバル1位2位の企業が、本来の基本も守らない’と
いうイメージを植え付けられることで、結局産業競争力が損なわれる状況になりかねない”として、“極端な事例
かもしれないが、1984年にインド ポパール市で発生した毒ガス流出事故によって、多国籍企業ユニオンカー
バイド社が撤退を余儀なくされた事態を反面教師としなければならない”と指摘した。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/25/2013032501458_1.jpg ▲三星電子関係者が華城事業場半導体生産ラインで発生したフッ酸漏出事故に対して、地域住民に頭を下げて
謝罪している。
(1/2) つづきます
>>284 つづきです
後進国型事故も問題だが、これら企業が‘名声’にそぐわない通報の遅れによって、事件を縮小・隠蔽しようと
したことは、さらに大きな問題だ。
昨年国内企業で最初に単一企業売上200兆ウォンを突破した三星電子は、今年1月27日に華城(ファソン)事業場
半導体生産ラインでフッ酸を漏出する事故を起こしたが、事故で治療を受けた作業員が死亡した翌日に、病院
側が警察に通報したことで事故が明るみに出た。また“フッ酸が外部に流出していない”という三星電子の主張も、
警察の調査結果で虚偽だと明らかになり、事故隠蔽疑惑が提起された。結局雇用労働部は先月、三星電華城
事業場に対する特別監督を実施した結果、産業安全保健法違反事例が1900件以上摘発された。
先週発生したLGシルトロンとSKハイニックスの事故では幸い人命被害はなかったものの、LGシルトロンは社内
措置後、事故発生6時間をすぎてから消防当局に申告し、SKハイニックスは申告すらなく、情報提供によって4時間
ほど経って消防当局が収拾に出た。
科学技術企画評価院関係者は、アップルの事例に比喩した。中国フォックスコン工場の劣悪な作業環境に
よって労働者の自殺が相次いだが、“労働搾取はない”と言い逃れていたティム・クック アップル最高経営者
(CEO)が中国を訪問した席で、李克強副総理に“労働者への配慮にさらに注意を注がなければならない”という
叱責(?)を受けた。科学技術評関係者は“グローバル企業であるほど、安全と環境、労働者保護に格別の注意を
注がなければ、長い間に積み上げた名声が一瞬に崩れることになる”と強調した。
結局相次いだ安全事故は、より多くの利潤を追求しながら、産業・労働者安全には相対的に疎かになって繰り
返される惨事という指摘だ。
全経連関係者は“一企業の問題に終わらず、景気低迷の中で国内産業界全般の競争力低下につながること
もありえ、細心の注意を傾けなければならない”と頼んだ。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <後進国型って、先進国のつもりなのか?