【wktk】韓国経済ワクテカスレ 441won【南北共同せん言】

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64蟹 ◆M6A1eiUUqQ
[パンクした社会安全網-借金に閉じ込められた庶民 3]
名前だけの考試院に入ってみると…全て借金で転落した人々'衝撃' 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2013/03/08/2013030800182.html

自営業に失敗して考試院に住む6人インタビュー
失職後準備ない創業→借金増加→廃業→日雇いに転落
"あの仕事この仕事移っているうちに借金7000万ウォン、いつのまにか信用不良者に"
"窓のある部屋に移りたいが、月2万ウォン以上高くなるので意欲出ない"

 6日午前9時、ソウル鍾路区(チョンノグ)の4階建のビル3階にあるP考試院。入口に入ると壁とゲタ箱に'外部
の人出入り禁止'、'無断出入り時には窃盗犯とみなす'などの警告文がついていた。

 2階階段でタバコを吸っていた40代男性二人は、声をかけると無言で部屋に入ってしまった。幅1mもない
狭い廊下に、月24万〜26万ウォンの5.4平米(1.65坪)の47部屋が密集していた。この考試院の経営者は
"名前は考試院だが考試生はない。ここに来る人々は全て借金を負って転落した人々"として、"滞納した家賃
を督促する日には、夜逃げをしたりもする"と話した。朝鮮族とネパール、ウズベキスタンから来た外国人労働
者まで入り乱れて住んでいた。

 考試院の住民46人のうち、本紙の深層インタビューに応じた人は6人。全て元自営業者だ。失職後の再就職
がうまく行かず、勝算のないまま自営業に飛び込んで転落した人々だ。これらは無職や日雇い、食堂配達員
などで生活している。同じ鍾路区のB考試院で会った三人も同様の事情だった。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/08/2013030800180_0.jpg
6日午後、ソウル鍾路区P考試院に住むイ某(71)氏が、5.4平米(1.65坪)の狭い部屋にぼんやりと座ってTVを
見ている。

(1/3) つづきます
65蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2013/03/08(金) 10:56:36.67 ID:mlh0GqQ/
>>64 つづきです

◇準備ない創業、ばく大な借金につながって
 日本料理店の従業員として働いていたカン某(55)氏は、1998年の外国為替危機の影響で食堂がつぶれて
失職した。カン氏が務めていた食堂の主人は、国民年金や健康保険を全く聞き入れなかった。わずかな月給
では、貯金どころか生活も厳しかった。実際に失職すると財布には一銭もなくなった。失業給付のある雇用
保険にも入っていなかったために、収入源は全くなかった。カン氏は"家族までちりぢりに散った状態で、私は
どこにも頼る所がない"と話した。

 ハン某(54)氏は"軍隊を除隊して、小さい会社で3〜4年職場生活をしたがやめてしまい、ついに銀行からの
借金は7000万ウォンまでになった。気がついたら信用不良者になっていた"と話した。信用不良者になると
就職はほとんど不可能だった。4年前まで梨花(イファ)女子大近くで露天商をしながら、借金返済に努めた。
"露店もできなくなり、今は日雇いで1ヶ月に70万ウォン程度稼いでいる。"

 イ某(71)氏は"窓がある26万ウォンの部屋に移りたいが、今より2万ウォン高くなるので、意欲を出せない"と
話した。30〜40代の時は夜舞台歌手を管理する業者で働いていた彼は、自ら会社設立したが、20年ほど前に
不渡りを出してしまい、その後は日雇いを転々とした。キム某(47)氏は"一時は私も社長だった"として、"今は
借金も全く返せずにいるが、仕事さえあればもう一度まともに暮らしてみたい"と話した。ユン某(63)氏は"ある
新聞社系列雑誌社の管理職として働いていたが、1980年代半ばに辞めて食料品卸売事業を起こしたが失敗
してしまい、一銭も残らなかった"と話した。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/08/2013030800180_1.jpg

◇昨年から増えた家計借金の91%が自営業者借金
 没落した自営業者の始まりは失職だ。職場を失った後再就職市場を転々としながら、結局金を借りて自営
業創業に出ることが典型的なルートだ。大当たりを夢見るが、統計で見ればごく少数を除いてはほとんどが
失敗してしまう。

(2/3) つづきます
66蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2013/03/08(金) 10:57:43.71 ID:mlh0GqQ/
>>64-65 つづきです

 最も大きい原因は、零細自営業者がとても多いためだ。昨年9月現在の自営業者は571万人だ。就業者4人
に1人が自営業に従事している。経済協力開発機構(OECD)が2010年調査した資料によれば、我が国は自営
業者比率(28.8%)がOECD平均(15.9%)に比べて非常に高い。

 零細自営業者没落のもう一つの理由は、借金創業が多いということだ。貯金がない状態で職場を失って創業
に飛び込むので、相対的に過度な借金をすることになる構造だ。2011年3月末の時点で自営業者の家計負債
は429兆ウォンと、全家計負債の39%を占めた。2010年1月より62兆ウォン増えたが、同じ期間に増えた家計負債
68兆ウォンの91%に達する。増えた家計負債の大半を自営業者が占めているわけだ。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201303/08/2013030800180_2.jpg

(3/3) 以上です