競争相手のシャープに投資する三星電子、OLED投資に集中する契機用意 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013030610445510461 イ・ジェヨン三星電子副会長、シャープ首脳部と会合後に投資決定
三星電子が経営難で崖っぷちに立っているシャープに、100億円(約1167億ウォン)規模の出資を最終調整
中だ。ここ十数年間世界のTV・ディスプレー市場で激戦を行った2社が、互いに手を握らなければならない
状況になった。
6日三星グループと関連業界によれば、三星電子は昨年末にシャープの株式引き受け要請を受けて、これ
まで秘密裏に関連交渉を議論してきたことが分かった。
イ・ジェヨン三星電子副会長は、ユン・ブクン三星電子消費者家電(CE)部門社長と共に、昨年12月13日から
1泊2日の日程で大阪を訪問した。大阪にある三星電子家電研究所を訪問しながら、大阪近郊に本社を置く
シャープを訪れ、出資交渉を議論していた。
シャープの立場としては、経営難を打開するために大型パネルを供給している三星電子に救援を求め、三星
電子もシャープが危機に陥れば、40インチ以上の大型パネル需給が困難になるおそれがあった。
交渉がある程度進展すると、ハワイで療養をしていたイ・ゴンヒ会長が日本へ移動し、三星グループ首脳部を
呼び出した。1月4日にイ会長は、イ・ジェヨン三星電子副会長とチェ・ジソン三星グループ未来戦略室長(副会長)、
チャン・チュンギ未来戦略室次長(社長)、キム・チョンジュン未来戦略室戦略第1チーム長(社長)ら、三星グルー
プ首脳部とともに、日本で戦略会議を開いた。
この席でイ会長は、華城事態とサムスン訴訟問題とともにシャープに対する投資も報告を受けて、最終投資を
決定したと分かった。イ会長は戦略会議直後再びハワイで療養をした後、現在は再び日本に滞在中だ。
関連業界は、三星電子がシャープに出資することで、失うものより得るものが多いと見ている。三星電子は
2007年に11世代LCDパネル工場設立計画を示唆していたが、今まで投資を保留している。
(1/2) つづきます
>>448 つづきです
三星電子のLCDパネル工場で最も大きいところは8世代だ。大型パネルよりも有機発光ダイオード(OLED)に
投資を集中している。
LCDパネル工場の場合、世代が進むほど原版が大きくなる。大型パネルをさらに安い価格で大量量産できる
ことになる。実際に昨年、米国ブラックフライデー(収穫感謝祭セール期間)では、東芝がシャープから供給を
受けたLCDパネルを使って、40インチTVを179ドルで販売する爆弾セールに出ている。
三星電子は40インチ以上パネルの相当数を、シャープや台湾、中国業者から供給されている。1月のCESで
初めて航海された110インチ ウルトラHD TVに使ったパネルも、中国のBOEから供給受けている。
関連業界は、三星電子がシャープに投資することで大型LCDパネルの供給を安定させるとともに、OLED投資
に集中できる契機が用意されたと見ている。
ディスプレイ業界関係者は"三星ディスプレイの場合、2007年に10世代パネル生産ラインを一部検討したが、
現在まで保留している"として、"最近は為替レート問題によってシャープの大型LCDパネルの価格競争力が
高まっていて、今回の投資を通じて三星電子は大型LCDパネルを安定的に供給されることができ、OLEDに
投資を集中できる契機を用意することになるだろう"と話した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <OLED失敗に対する保険ですか…