新政府効果はなかった…コスピ指数下落で終了 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/02/25/2013022501363.html 停滞するかのように見えた円安憂慮が再び浮上したことから、朴槿恵政府初日の証券市場は下落して
取引を終えた。
25日のコスピ指数は、前日より9.37ポイント(0.46%)おりた2009.52で取り引きを終えた。上昇下落を繰り返して
流れがハッキリしなかったコスピ指数は午後に入って下落に進み、落ち幅が若干大きくなった。個人と外国人
はそれぞれ750億ウォンと321億ウォンを買い越し、機関が971億ウォン売り越した。
国内だけで見れば朴槿恵政府スタートが最も重要だったが、世界的に見れば、新たに指名された日本銀行
総裁が、さらに攻撃的な円安政策を展開すると予想されたことが作用した。
キム・チョルジュン韓国投資証券研究員は、“日経平均は2.35%上昇で終えた”として、“日銀総裁指名にとも
なう為替レート憂慮がより大きく作用したし、同時に朴槿恵政府が大企業よりも、中小企業育成や雇用創出を
強調したことから、現代・起亜車のような輸出企業が、李明博政府時のようなプレミアムを享受することは難しく
なるのではないかという共感も反映された”と分析した。
業種別では乱調傾向であった。医療精密、運送装備、電気ガス業、建設業などが1〜2%下がったが、銀行、
通信業、繊維・衣服などが1%前後上昇した。
時価総額上位種目はほとんどが下落した。現代自動車、現代モービス、起亜自動車は1〜2%下げ、韓国
電力、現代重工業は2%超下落した。三星電子は横這い圏で取り引きされて、前日と同じ153万ウォンで取り
引きを終えた。
個別種目では、代表理事離職から安哲秀テーマとしての効力を失ったサニー電子が5日連続で下限値が
続いた。取引開始直後に20億ウォン規模の新株引受権付き社債を発行すると公示したボルネオも、下落幅を
拡大して、価格制限幅まで下がった2155ウォンを記録した。
この日有価証券市場では、インディエフが上限値に、2銘柄が下限値に達した。上昇下落種目はそれぞれ
318銘柄と480銘柄で、126銘柄が横這いだった。