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貯蓄銀10行で資本蚕食率70%を上回る。追加退出の可能性 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20130217/53089529/1 4行は自己資本全て失い、2011〜2012年下半期連続赤字6行
昨年貯蓄銀行平均半期純利益が赤字転換、平均資産5.8%↓
昨年貯蓄銀行16行のうち4行が自己資本を全て失い、完全資本蚕食状態に陥っていたことが分かった。この
うち2行は営業停止になり、1行は近く有償増資をする予定だ。
しかし、残り12行でも資本蚕食率が70%を超えているのが6行あり、年内に追加で退出される貯蓄銀行が出て
くる可能性がある。
17日金融監督院と貯蓄銀行業界によれば、昨年末実績が公示された貯蓄銀行16行のうち、現代スイス貯蓄
銀行、新羅貯蓄銀行、嶺南(ヨンナム)貯蓄銀行、ソウル貯蓄銀行の4行が、完全資本蚕食状態と集計された。
完全資本蚕食とは、余剰金がすっかりなくなって自己資本がマイナスになったことを意味する。資本金を全て
失い借金だけで会社を経営しているために、突発的な状況によっては、外部から資金を得られなければ倒産の
危険に陥ることになる。
資本金が全額蚕食された4行のうち、ソウルと嶺南貯蓄銀行は15日に営業停止された。新羅貯蓄銀行は金融
委員会の不良金融機関指定に反発して提起した執行停止仮処分申請が受け入れられて、今回の退出対象
から除外された。
現代スイス貯蓄銀行は、日系金融会社であるSBIホールディングスが2千億ウォン規模の有償増資を行うと
して、13日に金融委に経営権引き受け申請をした状態だ。
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問題は、残り12行のうち6行が、資本蚕食率が危険水準である50%を遥かに越えているということだ。現代貯蓄
銀行は資本蚕食率が92.0%に達して、完全蚕食直前に陥っている。ヘソル貯蓄銀は82.5%、ハンウル貯蓄銀行は
79.3%、シンミン貯蓄銀行は77.7%、スマート貯蓄銀行は77.5%、ゴールデンブリッジ貯蓄銀行は73.2%の資本蚕食
率を記録した。
シンミン貯蓄銀行は2半期連続で資本蚕食率が50%を越えたため、14日に上場廃止が決定された。
昨年下半期(7〜12月)の貯蓄銀行の営業実績もみすぼらしかった。16行の平均下半期純利益は、2011年の
同じ期間の2億6千万ウォン黒字から、158億4千万ウォン赤字へ墜落した。赤字を記録した貯蓄銀行の数も
1年前より4行増えた10行に達した。現代スイス、現代スイス2、新羅、シンミン、嶺南、ソウル、ヘソル、青い、
ハンウル、大白貯蓄銀行だ。このうち現代スイス2、新羅、シンミン、嶺南、ソウル、ヘソルの6行は前年同期も
赤字だった。
資本蚕食率が50%以上であり赤字を記録した貯蓄銀行は、現代スイス、新羅、シンミン、嶺南、ソウル、ハンウル
の6行だった。平均資産は昨年6月末の1兆1千71億6千万ウォンから、同年12月末には1兆429億4千万ウォンへ
5.8%減少した。
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